初心者がカードローン審査を受ける場合、審査段階に不安を覚えている人もいます。
審査段階のどこかで引っかかるのではないか?と思ってしまう人もいるのですが、審査段階は5段階しかないので安心してください。
また、審査段階ごとの対応についても案内しているので、記事を読んでいただけると審査で落ちる可能性も減っていきます。
ただ、審査以前に信用情報などに問題があってはいけません。審査に通らないこともあるので、その点についても詳細の案内を行っています。
簡易診断は別物!本審査ではないので注意しよう
意外と多い審査トラブルに簡易診断と本審査を勘違いして、簡易診断のみ受けてしまったというトラブルが存在します。
(⇒アイフルの本審査と仮審査は別もの?)
審査には以下のような種類が設けられているので、審査内容を正しく理解してカードローン申込を行いましょう。
これはアイフル以外のサラリーマン金融でも同じ仕組となっています。
カードローン審査は全部で3種類存在します。
- 簡易診断
- 仮審査
- 本審査
審査段階を除いて融資可能額を知りたい人は簡易診断。そして、審査段階を経て大まかな審査を終えたい人は仮審査を受けましょう。
仮審査を受けて本審査(契約)まで進めたいという場合、本審査を受けるというのがカードローン申込の正しい手順です。
仮審査は、簡易診断とは違い審査段階があります。
ですが、入力すべき項目が少ないため、「審査で通る可能性」を知る際には便利なカードローン審査となるのです。仮審査を先に受けて本審査の申込をした場合、「本審査の審査が素早く終わる」というメリットもあります。
仮審査を受けないでも審査に通る自信がある・・・という場合は、本審査を受けてカードローン審査の結果が出るのを待ちましょう。
本審査の前に借入状況の整理が必要!
仮審査を受けずに本審査を受ける場合ですが、必ず借入状況を整理しておいたほうが良いです。
可能であれば、1件毎の借金をメモしておいたほうが、本審査でもミスしないで済むのでオススメです。
メモについてですが、以下のことを先にメモしておくと、大きなミスもなく本審査に通るかも知れません。
- 1件毎の借入金額
- 借入金額の合計額
- 借入件数
なぜ、このようなことをメモしておく必要があるのか?というと、「審査段階でチェックが入る」からです。
主に借入金額・借入件数に対して行われるようになっています。
借入金額は「100万円以上」の場合に審査が厳しくなりますが、借入件数も「3件以上」の場合は同じように審査が厳しくなるのです。
このような連絡は、銀行やサラリーマン金融が自主的に行っているわけではないので、まったく知らないまま審査を受けている人が多かったりします。
(⇒アイフルの審査基準をもっと詳しく!)
そのため、「A社では30万円も借りられたのに、B社では10万円も借りられない」という人もいるのです。
30万円借りた時点で、「合計で100万円以上の借入、3件以上の借入」のどちらかの条件を満たしていると、必然的に他では借りられない状況となってしまいます。
収入を得ている期間が短い場合も審査で通りづらくなる
審査段階を全て経て審査は完了します。ですが、審査内容が面白くない場合は、審査に落ちることもあると思っておいたほうが良いです。
以下のような条件を満たしている場合は、カードローン審査では比較的通りづらいと判断したほうが良いでしょう。
- 転職を短期間に繰り返している
- 働き始めから3ヶ月間以上経っていない
- 年収を曖昧に計算している
アイフルの審査段階でも、「最初の審査時点で収入のチェックが入る」ようになっています。
年収に関しては「10万円程度であれば誤差の範囲」と思ったほうが良いです。酷い場合は、「50万円以上高く見積もる人もいる」ので、そのような対応だけはしないようにしておきましょう。
現代のカードローンでは収入証明不要となっている理由
アイフルといった大手のCM、もしくは広告を見かけた際に、「収入証明不要」というキャッチフレーズを見かけることがあります。
収入証明書類とされている「給与受取口座のコピー、納税証明書など」が不要という意味です。
現代のカードローンでは、サラリーマン金融だけでなく銀行でも収入証明不要で審査を受けられるようになっています。
昔は必要だったのに、どうして現代のカードローンでは不要になったのか?についてですが、その理由は「保証会社」が代わって収入の保証を行っているからです。
借入の際に必要となる収入証明の保証を行っている会社のことです。
現代では、サラリーマン金融が保証会社を引き受けているケースが多いです。
サラリーマン金融はノウハウが多いため、多数の人が審査で通りやすくなるという魅力があるため、銀行と提携してサラリーマン金融が保証会社となっていることが多いのです。
保証会社は審査の部分を担当しているので、銀行の保証会社がサラリーマン金融となっている場合、実際に審査を行っているのはサラリーマン金融となります。
昔は細かい収入証明の規定があったのですが、サラリーマン金融の保証を受けられる時代となったため、あまり収入に対して厳しい審査が行われなくなったのです。
このような背景があるので、現代のカードローンでは収入証明不要となっています。
在籍確認無しは可能!利用に関しては本人の意思次第
アイフルでもそうですが、大手サラリーマン金融では「在籍確認無し」としているケースが目立ちます。(こちらもご参考に→アイフルは増額の時も在籍確認ある?)
申込に記入されている勤め先に電話をかけ、カードローン申込者である本人が在籍しているか確認する審査です。
昔は審査段階の上で必須となっていました。ですが、現代のカードローンでは審査段階に盛り込まれていないこともあります。
在籍確認はあくまでも本人確認を行えれば問題ありません。
さらに、近年では健康保険証の確認で、在籍確認の一部が行えるようであれば、電話による在籍確認は行わないサービスが普及するようになりました。
業者としても、「本人確認書類の提出を確認できる相手」であれば、審査段階から在籍確認を省いても良いと考えているのです。
本人確認書類についてですが、在籍確認無しを希望する場合は以下の書類(※)が必要となります。
※以下の書類の内1枚を提出するだけで良い
- 各種健康保険証
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- その他、業者側から指定された書類
定番の審査段階(5ステップ)を案内
アイフルの審査段階ですが、以下のような5ステップとなっています。
審査全体でかかる時間は、早くても30分~60分程度はかかると想定されていたほうが良いでしょう。
アイフルで複数のローンに同時に申込まれた場合、もしくは現在の借入が多いと判断された場合は、審査にかかる時間も大きく違ってきます。
1.申込 | ・カードローン申込のために記述 ・WEB、店舗のどちらからでも申込は可能 ・所要時間は5分ほど |
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2.審査 | ・業者側のシステムによる審査 ・申込内容に問題がないかチェックされる ・所要時間は5分程度 |
3.本人確認(在籍確認) | ・申込者本人と電話にて連絡を行う ・被雇用者の場合は勤め先に連絡が来る ・所要時間は5分程度 |
4.審査結果の通知 | ・電話、メールにて審査結果が通知される ・所要時間は5分程度 |
5.契約 | ・契約に必要な契約書類へ記入を行う ・所要時間は10分程度 |
他のサラリーマン金融でも、同じような審査段階となっていると思って良いです。
今では、銀行やサラリーマン金融といった金融業者で、審査段階に大きな違いがあるというケースはほとんどありません。
銀行やサラリーマン金融で提携していることも多いため、マニュアルを元にした対応が目立ちます。
契約書類を通じて契約が完了すると、正式な契約者として「カードローン利用が可能」となります。
WEB審査は審査が1段階除かれることもある
近年では、カードローン審査に「完結型WEB審査」が登場しました。
本来は契約書類の契約を交わす必要があるため、審査完了後に契約書類の記入、判子の押印が必要となります。
この対応が必要なため、本来は審査段階が1ステップ分多くなるのです。しかし、完結型の場合は「WEB上で対応可能」となっています。
その際には、申込(審査段階の1段階目)で利用した本人情報がそのまま使われるため、ステップ数についても1ステップ減った状態で契約が可能となるのです。
契約後、すぐに指定の銀行口座などにキャッシング振込を行ってもらえるため、通常のWEB審査より完結型のほうが時間を無駄にしないで済みます。
ただアイフル以外では、完結型に対応していない業者が目立ちます。
なので、カードローン審査を素早く終わらせたい、もしくはすぐに融資を受けたいという人は、アイフルを選択されたほうが無難となります。
総量規制を理解してカードローン審査を受ける
大事なことなので総量規制についても案内させていただきます。
総量規制とは、年収の3分の1以上は借りられないという決まりの規制です。
そのため、「年収300万円の人は最大でも100万円まで」しか借りられません。
総量規制の補足となりますが、「銀行系のカードローンでは適用されない」ので、大きな借入を希望されている人は、銀行でカードローン審査を受けると良いです。
総量規制はノンバンク系(サラリーマン金融など)で適用されます。なので、サラリーマン金融でお金を借りる場合は、なるべく契約件数と合計借入額を知っておいたほうが良いのです。
ちなみに、年収300万円の人でも50万円までしか借りられないことがあります。
あくまでも総量規制が存在しているだけなので、業者によっては借入限度額が厳しく設定されることもあるのです。
そのため、アイフルなどのサラリーマン金融でカードローン申込をされる場合、「控えめな借入希望額」で申込をしたほうが良いでしょう。
金額的には、「20万円、30万円」であれば、審査が厳しくない場合が多いです。
借入件数も総量規制同様で重要な項目
実は銀行とサラリーマン金融で、借入件数に対する評価がまったく違います。
銀行は借入件数が2件以上で審査が厳しくなり、サラリーマン金融では3件以上で審査が厳しくなると言われています。
総量規制ばかりに注意を払っていてはいけません。借入そのものが少ないのに審査に通らない・・・という場合は、なるべく借入件数を減らしてから再審査を受けたほうが賢明です。
他にも下記のような借入が目立った場合、銀行やサラリーマン金融では新規のカードローンが組みづらくなります。
- カードローン申込を複数同時で行っている
- カードローン契約後、目立った利用が見られない
即日融資を受ける場合は融資条件にも注意する
アイフルなどで提供している即日融資サービスですが、条件を満たされていない場合は「即日融資が難しくなる」こともあります。
カードローン申込を行った当日中に融資を受けられるというサービスです。
銀行では積極的にサービスの提供を行っていませんが、アイフルなどのサラリーマン金融では、積極的にサービスの提供を行っているのが特徴とされています。
条件については下記のものを参考にしてください。
- 指定時間までに申込を完了していない
- 即日融資サービスが適用されないプランで申込を行っている
- 指定の店舗から申込を行っていない
条件を満たされていない場合、審査段階では2ステップ(審査)に移行することもなく、審査結果のみ通知されて審査終了となります。
文面では、「申し訳御座いませんが、ご期待には添えない結果となりました・・・」という案内が通知されてきます。
審査段階というのは、必ず2ステップより先まで必ず進むわけではありません。最低限の条件を満たしていないと、厳しい審査結果が通知されてくるだけで終了となります。
審査基準の理解も大事!条件を満たせない人は借りられない
アイフルの審査基準を確認すると、以下のような基準となっていることが確認出来ます。
審査基準:年収 | 安定した年収であれば問題ない |
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審査基準:年齢 | 満20歳以上70歳未満 |
審査基準:本人確認書類 | ・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート ※どれか1枚の提出が必要 |
年収、年齢について確認すると、審査基準がかなり甘いということを理解できます。
本人確認書類についても、他のサラリーマン金融とは大差がありません。
ですが、これらの審査基準の内どれか1つでも満たせない場合は、必ず審査に落ちてしまうので注意しましょう。
年収について補足をさせていただきますが、「2ヶ月間以上(3ヶ月以上であれば尚良い)」の勤務実績を、給与明細書の提出などで確認できると、アイフルでは高評価に繋がることもあります。
審査段階に入ってから用意されても問題ないので、そのような対応だけでも審査で通りやすくなると覚えておいてください。
急いで借りようとするほど審査は落ちやすいので注意!
審査段階に入ってから、何度もアイフルに「審査で通りそうですか?」という連絡を行うのはNGです。
基本的に「何度も連絡を行う」という行為は、カードローン審査では評価されません。逆に、「返済能力の面で問題ない相手だろうか?」と思われてしまうこともあります。
他にも、下記のように急いで借りようとした場合、審査段階上で悪い評価が付くこともありますので気をつけてください。
- 幾らまでなら借りられる?と何度も連絡する
- 審査に関してネガティブな発言を繰り返す
マイナスなイメージを持たれる連絡は行わない
「幾らまでなら借りられる?」という連絡についてですが、実はアイフルでも正確な数字を連絡することはできません。
審査段階で行われているシステムや、人の手による審査というのは極秘情報だからです。実際に審査落ちした場合も、どのような理由で審査落ちと判断したのか・・・に関しては、業者側から教えてもらえないようになっています。
この対応には「プライバシーの保護」も含まれていますので、審査段階に関連している情報は聞き出せないと思ったほうが良いでしょう。あまりにも連絡が執拗であった場合、業者から悪い評価を付けられることもあります。
また、「ネガティブな発言」も同じような理由で悪い評価が付きやすいです。
一般的な例では、「お金を貸してもらえますか?」という連絡や、「お金を貸してもらえないと生活が厳しい」という連絡が該当します。
このように、金銭的に苦しんでいる状況を赤裸々に連絡してしまうと、「過去に金融トラブルを犯しているのでは?」と疑われてしまいます。
なので、ネガティブな発言をしてしまいそうな場合、「借金に関する相談」を先にアイフルで受けておいたほうが良いでしょう。
アイフルは、借金に関する相談であってもプロが対応をしてくれます。しかも、借金専門の相談コーナーまで用意されているので、借金で困っている人にとっては強い味方であったりもするのです。
【参考ページはこちら】
アイフルの審査前にリボ払いをチェック!