現代では、銀行やサラリーマン金融で無利子のカードローンが販売されています。昔は無利子というサービスは存在していなかったので、現代を代表するサービスと言っても過言ではないかも知れません。
ですが、無利子というのは使いようによっては不便を感じることもあります。というのも、長期間において無利子というわけではないからです。
無利子の種類、無利子のカードローンを取り扱っている業者については、先に学んでおくようにしましょう。そのような対応だけで、将来発生する面倒を避ける事も可能になります。
アイフルは無利子で借りることができない
アイフルというとサービス力の高さで、サラリーマン金融の中では高い評価を受けている金融業者です。(こちらもご参考に→アイフルと他社カードローンを比較!)
無利子のカードローンに関する実態については、下の表を参考にしてください。
借入先 | 無利息期間 |
---|---|
アイフル | なし |
モビット | なし |
アコム | 30日 |
プロミス | 30日※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
ノーローン | 1週間 |
無利子に関してですが、「無利息期間」や「無利息キャッシング」という名称で主に紹介されています。
現代のカードローンでは、あまり無利子という単語を使わないので注意してください。
無利子のカードローンを提供するようになった理由
サラリーマン金融を中心にして無利子のカードローンが販売されています。ですが、インターネットで無利子のカードローンを探しても、あまり見つからなかったという結果になることが多いです。
その理由ですが、一時的に無利子のカードローンは多く販売されるようになったが、サービスを縮小するようになった業者も増えたからです。
無利子のカードローンは、業者側にとってはそれほど嬉しいサービスではありません。
無利子なので儲からないからです。では、どうしてこのようなサービスをスタートさせたのか?というと、それは「新規顧客開拓」しなければいけなくなった・・・からです。
新しい契約者を募る営業活動のことです。過去では、広告などを出すことでも新規顧客開拓が可能でした。
ですが、現代では金利優遇・新プランなどがなければ、広告を出しても新規顧客開拓が難しくなったのです。
その「新プラン」に該当するものが「無利子のカードローン」です。
「金利優遇」に関しては、数年以上も前から銀行カードローンで盛んに提供されています。実際に金利だけで比較すると、「銀行のほうが4.0%程度低い金利設定」となっているので、金利だけで業者選びを行うと、必然的に銀行カードローンが選ばれるようになるのです。
サラリーマン金融側で無利子のカードローンが増えた理由は、そんな銀行カードローンの営業内容を意識した結果となります。
無利子のカードローンは3種類用意されている
無利子のカードローンについてですが、種類は全部で3種類用意されています。
簡単に違いをまとめてみましたが、下の表のような内容で明確な違いが存在します。
無利息期間 | 利用者数 | 利用条件 |
---|---|---|
30日間 | 多い | 初回のみ |
180日間 | 少ない | 初回のみ |
1週間 | 少ない | 何度でも |
また、180日間の無利子は株式会社新生銀行レイクで提供されていますが、1週間の無利子はノーローンで提供されています。
つまり、3種類の無利子全てを取り扱っている業者は存在しないということです。利用する場合は、自分に合った無利子のカードローンを選択するようにしましょう。
何度でも利用できる1週間の無利子は便利?
無利子の種類には1週間のものもあります。
何度でも利用できる無利子のカードローンなので便利・・・と感じるかも知れません。ですが、以下の利用目的のどれか1つに該当する場合は、利用を控えたほうが良いかも知れません。
- 1週間以内で全額返済するのは難しい
- カードローン契約を大手業者で組みたいと考えている
- 金利にもこだわって業者選びをしたい
無利子のカードローンは利用の仕方によっては非常に便利です。
ですが、「長期の借入、金利設定」の2点においては、あまり契約者にとって有利にならない作りにもなっています。
1週間無利子のカードローンの場合、「金利が他の業者より高い」点に納得出来ない場合、利用された際には損をする場合が多くなります。
180日間無利子のカードローンの場合、「5万円まで」で無利子が発生するので、それほど使いやすい金額設定ではないのです。
このような利用上の問題点が存在しますので、長期的に低金利でカードローン利用されたい場合は、なるべく大手の銀行やサラリーマン金融を選んだほうが良いでしょう。
選ぶのであれば30日の無利子がオススメ
3種類の無利子のカードローンを提供している業者で、業者自体の信用も高い業者を選びたい・・・という場合は、「30日間」無利子のカードローンを提供している業者を選びましょう。
その理由ですが、30日間無利子のカードローンを提供している業者は、大手の金融業者であることが多いからです。
簡単にリストアップすると、「アコム、プロミス、株式会社新生銀行レイク」といった大手が挙げられます。これらの業者は利点も多いので、人気の高い業者としても知られています。
(⇒アイフル、レイク、プロミスを徹底比較)
借入先 | PR |
---|---|
アコム | ・老舗の業者 ・WEB審査に対応 ・審査が甘い |
プロミス | ・老舗の業者 ・WEB審査に対応 ・女性用のローンをご用意 |
株式会社新生銀行レイク | ・株式会社新生銀行とレイクが合併 ・WEB審査に対応 ・女性用のローンをご用意 |
株式会社新生銀行レイクは30日間、180日間の無利子に対応しています。無利子の適用範囲が広い業者を探している場合は、株式会社新生銀行レイク以外で妥当な業者は存在しないかも知れません。
アイフルのお得なサービスというとWEB審査
アイフルはWEB審査のサービスが充実しているので、無利子のサービスがないにも関わらず人気が高いです。
WEB審査は、通常では契約時にカードが発行される仕組みになっているので、すぐにカードローン利用を行いない仕組みになっています。
ですが、アイフルのWEB審査であれば、契約時にカード発行を行わないでも、カードローン利用が行えるようになっています。これを「キャッシング振込対応」と言うので、業者選びの際は意識しておくと良いでしょう。
カードを通じてキャッシング(現金)を得なくても良い振込対応のことです。
業者側にキャッシング振込の依頼を行うと、カードを通じて利用されていない場合でも、指定の銀行口座などに現金が振込まれる対応として人気が高まっています。
しかも、WEB審査を利用すると「カードローンの審査時間も短くなる」という利点があります。特にデメリットのようなものもないので、今では人気の高いサービスとして有名です。
WEBサービスも充実しているアイフル
WEB審査以外でもアイフルのWEBサービスは充実しています。
例えば、マイアカウントページが契約と同時に利用可能となるので、WEBからの操作のみでカードローン利用の全てが行えると言っても過言ではありません。
業者のほうで契約時に用意してくれるページです。
主な操作では、「契約情報の更新・借入可能額の確認・増額審査の依頼・契約の解除」などが行えます。実店舗を訪問せずに利用できるので、大変便利なWEBサービスとして注目されてもいます。
このような操作をアイフルは提供しているのですが、他の業者と比較しても「サービス力が高い」ため、アイフルのマイアカウントページに関するサービスは人気が高いのです。
主に以下のような面で、他の業者の追随を許さないサービス力となっています。
- プロとして知識を携えたスタッフがアドバイスを行っている
- 24時間で電話相談にも対応してくれる
- カードの盗難・紛失に関しても適切な対応を行ってくれる
アイフルなら返済のための借入も許可されやすい
アイフルは無利子のカードローンには対応していませんが、「返済目的のカードローン」であれば対応してくれることが多いです。
一般的なサラリーマン金融では、返済目的というだけでカードローン審査を行ってくれない場合もあります。そのため、アイフルは「カードローン審査では甘い業者」と評価されているのです。
返済目的の借入についてですが、カードローン申込をする際に返済目的と記入して問題ありません。
業者の公式サイトにも書かれていますが、「お使いみちは基本的に自由」となっています。なので、私的な都合で借りる場合は、私的な都合であることがわかるような目的でも問題ないのです。
実際にアイフルでは、以下のような目的でもカードローン審査に通っている人が多いです。
- 一時的な生活費を用立てたい
- 遊びでお金が必要
- 海外旅行を楽しみたい
- 医療機関で美容医療を受けたい
- 趣味を始めるためにお金が必要
返済支援制度を利用した返済プランも便利!
アイフルでは、返済支援制度に則った特殊なカードローンも用意されています。
返済目的の返済に対して用意されている返済支援のことです。
主に返済目的でも利用できるカードローン(プラン)のことを、総じて返済支援制度と言っています。
返済支援制度で有名なものには、借換カードローン・おまとめローンが用意されているのですが、デメリットはありませんので安心してご利用いただけます。
ただ、返済支援制度のカードローン審査を受ける際は、以下の条件を満たしておく必要もあります。
- 現在の借入額の合計が返済可能な範囲である
- 返済支援制度を受ける本人に返済の意思がある
- ローンを借換・おまとめで組み直す意思がある
返済支援制度は「金利優遇されやすい」という特徴もあります。
なので、金利が高いカードローンを利用している人であれば、アイフルが用意している返済支援制度用とは相性が良いでしょう。
アイフルは増額審査を良く行ってくれる
アイフルはサラリーマン金融の中でも特に「審査が甘い」と評価されています。
なぜ審査が甘いという評価が目立つのか?というと、それは「アイフルは増額審査も甘い」からです。ただ、甘いといってもイタズラに増額審査を行っているわけではありません。
アイフルは増額審査までの期間が短いため、審査が甘いという評価になりやすいだけです。
増額検討と言われることもありますが、利用限度額を増額する審査を増額審査と言います。
通常では半年間~1年間ほどで増額審査の対応が行われます。ですが、アイフルでは3ヶ月間ほどの利用で増額審査を行ってくれるのです。
しかも、アイフルで受けられる増額審査は、「増額の幅も大きい」という特徴があります。通常では5万円程度しか増額となりませんが、アイフルでは10万円・20万円の幅で増額審査してくれるのです。
サラリーマン金融の中では、もしかするとアイフル以上に増額審査を頻繁に行っている業者は存在しないかも知れません。
増額審査を受けやすくする方法
増額審査を頻繁に受けられるアイフルですが、「増額審査のタイミングを誘導する」ことも可能です。
以下のような対応を試みてみることで、早い段階で増額審査の通知を受けることも可能になります。
- 現在借りている分を完済する
- 2ヶ月ほど利用を行ってから増額審査を申請する
現在借りている分を完済すると、アイフルでもそうですが「契約者を評価する」ようになります。つまり、増額審査の相手として相応しいと評価してくれることが多いのです。
実際に借入額が残っている状態では、アイフル以外でも中々増額審査の通知は届かない場合が多いです。
そして、増額審査を意識的に申込むのも大事です。
業者としては増額審査を通過するような契約者であれば、さらに借入を増やしてあげたい・・・と思っています。
ですが、本人から依頼がない場合は放置されることが多いです。なので、できる限り返済対応をスムーズな状況にしておき、自分から進んで増額審査を申請するようにしましょう。
増額審査の申請は、マイアカウントページの「増額の申込」メニューで申請できます。
記入欄に希望額を記入し、申請ボタンをクリックするだけで操作は完了しますので、時間にして2・3分程度で申請を行えるでしょう。
アイフルカードローン審査で落ちやすくなるパターン
アイフルカードローン審査は甘いと評価されていますが、以下のような契約上のトラブルが見られる相手では、カードローン審査に落ちることもありえます。
- 他の業者に迷惑をかけている
- ローン契約(返済)で遅延が目立つ
- 申込内容に不備がある
意外と意識していても失敗してしまう申込に、「申込の不備」があるので注意してください。
例えば、本人確認書類の提出であれば忘れてしまっても問題ありません。後になって再提出を求められるだけだからです。
しかし、「年収・勤め先・住所・家族構成・借金状況」などがわからない場合は、そのまま記入を進めないように注意しましょう。
というのも、そのまま記入を進めても「記入情報の照会時」に、記入に誤っている部分があると判定されてしまうからです。このような状況ではカードローン審査は進まないようになっています。
これらの情報の曖昧さのことを申込の不備と言います。
【参考ページはこちら】
アイフルでリボ払いをするのは損?