初めてのカードローン申し込み!という方の頭にハテナマークがつきやすいところは色々ありますが、中でも
「必要書類って一体なに?」
「借り入れまでの流れがイマイチわからない」
といったところでちょっと足踏みしてしまう方が多いように感じます。
カードローンの利用に慣れている方からすれば「こんなの簡単!」といったポイントなのですが
慣れていない方からすればわからない単語が出てきたり、流れがわかりにくいと感じることもあるでしょう。
そこで今回は「アイフル」を例に、必要な書類はどんなものか、そしてどのような流れでお金を借りることができるのか。(こちらもご参考に→アイフルで契約をしたい方におすすめ)
初めての方がつまづきやすいポイントを抑えながら解説したいと思います。
アイフルは商品の数が豊富!必要な書類は商品によって違う
消費者金融と一言にいっても、大手から、いわゆる街金と言われるような個人経営のところまで含めると実は想像しているよりも多くの会社があります。
しかし、大手であっても個人経営のようなところであっても意外と変わらないのは「商品数」。
たいていの消費者金融は1種類、ないし2種類程度にとどまっています。
これは消費者金融に限らず、大手銀行のカードローンでも少なめの種類のところは多いですね。
しかしアイフルは消費者金融の中でもトップクラスでは?といえるほど商品数がとっても豊富。
必要書類をいくつかのカテゴリにわけて、どのようなものが必要なのか見ていきましょう。
基本的に全ての商品で必要なのは「本人確認書類」
アイフルの商品に限ったものではありませんが、基本的に全てのカードローン利用において必要な書類は「本人かどうか確認ができるもの」です。
具体的には
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
こちらの3つが本人確認書類として認められるものです。
中でも一番いいのが運転免許証ですね。顔写真がついているので確認がしやすい(とはいってもオペレーターの方に顔を見せる必要があるわけではないのですが…)です。
逆に中で一番本人確認書類として弱いのが健康保険証になります。
こちらは顔写真がない点がネックとなり、健康保険証しか本人確認書類がない場合は別途他の書類が必要になることもあります。
本人確認書類の他に公共料金の請求書など、現在の住所がきちんとしていることを証明するための書類が別途必要になります。
一定金額以上を借りるなら必要になる「収入証明書類」
次に、多くのアイフルの商品で必要になる書類は「収入証明書類」です。
これはどのような書類なのかというと、自分の年収がどれだけあるのかを証明するために提出するもので、具体的には
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 確定申告書
- 所得証明書
- 収支内訳書
- 支払調書
- 給与明細書
のいずれか1種類、自分の用意しやすいものを提出する形になります。
どの書類であっても必須なのは「最新のもの」であること。
また、給与明細書の場合は直近2ヶ月分(現在5月でまだ給料日が来ていない場合、3月と4月分)が必要になります。
そしてこの収入証明書類は基本的には以下の条件のときのみ提出となります。
- アイフルで借りることができる金額が50万円を超えるとき
- 他の消費者金融とアイフルでの利用限度額の合算が100万円を超えるとき
- 上記に当てはまらなくてもアイフルが提出してほしいとき
なので、同じアイフルのカードローン商品であっても提出しない人もいれば提出する人も出てきます。
必ず提出しなければならない商品は
- かりかえMAX
- おまとめMAX
- ファーストプレミアム・カードローン
の3つになります。
借り入れ金額によっては提出が必要な商品は
- キャッシングローン
- レディースアイフル
の2商品です。
他の商品(ワンぽちっと。及び目的ローン)では、提出条件の一番最後、アイフルが提出を要求するとき以外は必要ありません。
その他商品によって必要な特殊な書類
これまでの2種類の書類は、カードローンの利用では基本といえるものです。
どこのカードローン商品でも必ず(または場合によって)必要になるものなので、すぐに用意できるようにしておくのがおすすめです。
ただ、アイフルでは他のカードローン会社ではあまり扱っていないような商品も扱っています。
そのような商品の場合、内容に合わせてさらに別途書類を用意しなければなりません。
特殊な書類が必要となるのは、アイフルの以下の4商品です。
- 事業サポートプラン
- おまとめMAX
- かりかえMAX
- 目的別ローン
それぞれの商品によって必要な書類が違うので注意しなければなりません。
まずは「事業サポートプラン」です。
こちらは個人向けの貸付ではなく、「企業」に対してのカードローンになります。
一般的に企業は銀行から融資をしてもらうイメージが強いと思いますが、個人で行っている自営業や小さな会社の場合、なかなか銀行から融資が下りないケースがあります。
そして個人向けのカードローンは、企業が会社の資金として利用することが出来ません。
(ただし、企業の社長が自分のプライベートな資金として利用することは可能です)
しかし「事業サポートプラン」であればカードローンであっても会社の資金として利用することができるんです。
アイフルの事業サポートプランには「無担保」のものと「不動産担保」の2つがあり、それぞれで必要書類が変わります。
無担保の事業サポートプランの場合、
- 確定申告書(税務署及び税理士の押印があるもの)
- 事業内容確認書(アイフルが指定したものに限る)
が必要になります。上記の他、所得証明書など別の書類が必要になることもあります。
不動産担保の事業サポートプランの場合、
- 確定申告書
- 事業内容確認書
以上の無担保でも必要な書類2種類に加えて
- 不動産登記簿謄本
- 公図
- 名寄せ台帳もしくは固定資産評価証明書
の3種類の書類、合計5種類が必要になります。
次の「おまとめMAX」及び「かりかえMAX」はどちらも「おまとめローン」と分類されるものになります。
これは他の会社で借りているカードローン(アイフルからの借り入れを含む場合もあります)をすべてアイフルにてまとめる、もしくは借り換えることで
大きな金額を借り入れることになるため、金利が下がり返済する利息額が減少します。
つまり、おまとめローンには返済の負担を減らす狙いがあるわけですね。
そんな2種類のおまとめローンでのみ必要な書類は
になります。他社との契約書や利用明細書などが一般的でしょうか。
特に書類を入手するのに苦労はないと思いますが、初めてカードローンを利用する方にとっては一番縁がない商品ですね。
最後は目的別ローンの場合です。
こちらは他の商品とは少し違うタイプの商品となっています。
例えば利用限度額が50万円の場合、最初に5万円借り入れて次の日に3万円を返済、1週間後に10万円を借り入れといったように
自分の金銭的な都合に合わせて好きにやりくりが可能です。
また、お金の使いみちについては会社の資金として利用しない限り制限はありません。
先ほどの例でいうと50万円のうち10万円は仲間との飲み代に、5万円はショッピングに、15万円は旅行に…といった使い方が出来ます。
しかし目的別ローンは、住宅ローンや車のローンに近い形です。
何かしらのお金を借りるのに明確な理由・目的がある方に対してカードローンよりも低い金利でお金を貸す分、最初に決まった金額を借りたらあとは返済しか行えません。
そんな商品ですので、必要な書類とは自然と「目的が明確にわかる書類」ということになります。
目的別ローンで利用することができる目的は
- 旅行・レジャー
- 冠婚葬祭
- 医療
- その他生活費(教育費・引っ越し費用・車の購入など)
とおおまかにわけると4種類になります。
それぞれ目的によって提出するものが多少変わってきますが、
といった、必要な金額と目的がわかる書類を提出する必要があります。
多くの場合は「キャッシングローン」の利用でOK
アイフルは本当に商品の種類が豊富ですが、基本的には「キャッシングローン」を選べば問題ありません。
「キャッシングローン」と同等の内容ながら女性専用である「レディースローン」、
そしてプチキャッシングローンといえる低額借り入れの「ワンぽちっと。」
この3つのうちいずれかから選ぶのが基本となってくるでしょう。
これらの商品は必要な書類が「本人確認書類」のみ(借り入れ金額によっては収入証明書類もプラスします)でOKなので
必要書類の手間がかなり少なく、カードローンの利用に慣れていない方でも安心です。
また、こういった書類の提出は郵送でも可能ですが、商品によってはインターネットや電子メールを通じての提出も可能になっています。
また、アイフルは専用のスマートフォン用アプリを出しており、そちらを利用すればアプリ内での本人確認書類などの提出もOK!
わざわざコピーを取る必要なく、写真を送るだけで本人確認が済ませられるのでコストもかからず、しかも早いのでとっても便利です。
カードローンが使えるようになるまでの段階1、「申し込み」
必要な書類については、だいぶわかっていただけたのではないでしょうか?
自分に必要な書類が用意出来たら次は「申し込み」をしなければなりません。
申し込みはあくまでも利用までの第1段階。
とはいえ、ここをおろそかにすると利用出来ない、なんてことも十分にありますのでしっかりとポイントを抑えましょう。
申し込み方法は大きく分けて3種類
申し込み方法は大きく3つのカテゴリーにわけることが出来ます。
- インターネットで
- 店舗など窓口で
- 電話で
自宅から申し込みたい!という方はインターネットもしくは電話での申し込みがおすすめです。
インターネットはパソコンだけではなくスマートフォンや携帯電話からでもOK。
24時間受け付けなので受付時間を気にする必要は一切ありません。
(ただし、アイフルの営業時間外の場合審査結果が出るまで時間がかかります)
電話は女性専用のフリーダイヤルもありますので、カードローン利用に不安がある女性の方でも安心です。
オペレーターの方と相談しながらの申し込みも可能なので、借りてみたいけど色々疑問がある…という方はインターネットより電話のほうがいいでしょう。
窓口でもオペレーターの方と相談しながら申し込みが出来ます。
加えて契約からカード発行まで(審査に可決すれば)一度に行うことが出来るので、
ちょっと足を運ぶことになっても一度に全てを済ませてしまいたい方は店舗、あるいは無人契約機の「てまいらず」からの申し込みがおすすめです。
申し込み時に記入する内容にウソはかかない!
どの申し込み方法であっても、記入(入力)する内容は同じです。
自分の氏名や年齢、住所といった基本的な個人情報に加えて
- 扶養家族はいるか?
- 運転免許証は持っているか?
- 持ち家か?賃貸か?
- 持ち家の場合、誰の名義か?
- 住んでいる年数は?
- 同居人は何人?
といった住環境に関する質問や
- 勤務先はどこか?
- 業種(職種)は?
- 会社の規模はどれくらいか?
- 勤続年数はどれくらいか?
- 雇用形態は?
- 年収は?
といった勤務先とお金に関わる質問、そして
- 他社からの借り入れはあるか?
- あるならどれくらいか?
の他社からの借り入れ状況についての質問があります。
これらには全てウソ偽りなく回答しなければなりません(当然ですが!)。
ちょっとだけごまかしちゃお…と年収を多めに書いたり、他社からの借り入れをなかったことにしてもダメです。
きちんと信用できる情報と比べますので、ウソが書いていることなんてすぐにバレてしまいます。
ウソがバレてしまうと他のカードローンも利用できなくなってしまうので、年収や勤続年数などは絶対に正直に記入してくださいね。
最短で審査時間は30分!ただし条件がある
アイフルは最短で審査が30分で完了するというスピーディさも特徴です。
ただし、このようなスピーディーな審査を受けるには条件があるんです。
どれだけきちんと書類を記入したとしても、このポイントを抑えていないと早い審査結果を得ることは出来ません。
その条件とは
です。特にインターネットからの申し込みの場合注意が必要です。
この時間を過ぎてしまうと(もしくは審査時間前に申し込むと)、審査対象時間に入るまでは審査を受けることが出来ません。
仮に5月10日の夜23時に申し込んだ場合、審査を受けることが出来るのは5月11日の朝9時以降になります。
「できるだけ申し込みから審査結果が出るまでの時間を短くしたい!」
そう考えているなら、きちんと審査対象時間内に申し込む方が審査結果がスピーディに出やすいです。
ただ、確実に30分で結果が出るというわけでもありません。
申し込みが集中している場合(クリスマス前や年度末、年度初めなどお金が必要になりやすい時期は申し込みが多くなることがあります)など、
審査に時間がかかってしまうこともあります。
あくまで最短、ということは頭の片隅にでも入れておきましょう。
カードが届くまでが本番?申し込みだけじゃまだ利用できない!
カードローン初心者の方が時々勘違いしてしまうことのひとつは、
「申し込みをすればカードがきて利用できるようになる!」
というところです。確かに間違いではないのですが、重要なステップをひとつ抜かしてしまっているんですね。
そのステップとは「契約」です。
申し込みをして、審査に可決したらアイフル側から「この条件ならお金を貸すことが出来ますよ」と提示されます。
申し込みの際に、希望する利用額を50万円と記入しても、審査の結果30万円しか貸せません、なんてことも普通にあります。
自分の希望通りとはならなくてもアイフルで契約をするかどうか?を選択する必要があるわけですね。
(もちろん希望額通りに行くこともあります。こればかりは審査結果による、としか言えません)
そしてこの契約をどのような方法で行うかによって、利用できるまでの時間が大きく変わってくるんです。
契約方法は3種類。申し込み方法によって利用できないものも
アイフルと契約する際、以下の3種類の方法から選ぶことが出来ます。
- インターネット
- 店頭(あるいは無人契約機)
- 郵送
このうち、申し込み方法が「店舗」あるいは「無人契約機(てまいらず)」の場合は、審査結果が可決であればそのまま契約に進むことが出来ますので、
わざわざ契約方法を選ぶことはないと考えていいでしょう(自動的に店頭での契約となります)。
インターネット・電話で申し込みをした場合は全ての方法から選ぶことが出来ます。
自分の都合に合わせてベストなものを選択することが出来ますよ。
カードが届くのが一番はやいのは?契約方法での早さの違い
3つの契約方法の中で、一番早くカードが手元に届くのは「店頭・無人契約機(てまいらず)」での契約です。
その場でカードを発行してくれるので、帰り道にATMに寄ってすぐに借り入れ!が出来ます。
急いでお金を借りたいという人はこの方法を選ぶのがおすすめです。
次に早いのはインターネット契約でのみ選べる、宅配便によってカードを届ける方法です。
アイフルでは「えらべーる」というシステムとして確立しており、契約日の翌日以降であれば自分の好きな日・好きな時間帯を指定してカードを届けてもらうことが出来ます。
契約手続きが15時までに完了すれば翌日、15時以降の契約手続きは翌々日が最短となりますので、契約時間には注意しましょう。
指定出来る時間帯は
- 午前中
- 12時~14時
- 14時~16時
- 16時~18時
- 18時~20時
- 19時~21時
と、宅配便の一般的な時間指定と同様です。
自宅にカードが届くのはちょっと…という方でも、この「えらべーる」は「受取人確認配達サービス」なので安心です。
詳しく説明しますと、受け取るには本人であるかどうかの確認が行われなければいけません。
具体的には本人と証明できる書類…運転免許証や健康保険証といった、アイフルで契約する際に必要となる書類と同じものを用意する必要があるわけです。
知らない間に家族が受け取っていた…ということがないので、家族に利用を内緒にしておきたい方にも安心ですよ。
一番カードが届くまでに時間がかかる方法は、「郵送」です。
こちらは簡易書留にてカードが自宅に届きます。「えらべーる」と違い、本人確認サービスはありませんので
家族が代わりに受け取ってしまう可能性があります。
家族に内緒で利用したいという方にとっては少々リスクがある方法なので、店舗に行く時間がない…という方であれば
契約をインターネットからにし、「えらべーる」で確実に自分がカードを受け取れるようにするのがおすすめです。
確実な即日融資を望むなら店頭または「てまいらず」で
ここまでで、「その日のうちにお金を借りることは出来ないの?」と疑問に思った方がいると思います。
事前にカードローンを契約しておこう、という方にとっては少々カードが手元に届くまで時間が経っても問題ないですが、
お金に困っている方からすれば、1秒でも早くお金を借りたい!といった気持ちですよね。
結論から言えば、申し込んだその日のうちにお金を借りることは可能です。
(⇒アイフルの即日融資に関するおすすめ記事)
そして、カードがなくてもお金を借りることも可能です。
アイフルでは借り入れ手段も豊富に用意されており、
- アイフル、あるいは提携ATMから(カード利用)
- インターネットの会員サイトからの振込
- 電話での振込
のいずれかになります。3つのうち、2つがカードが不要だということがわかりますね。
ただATMでの借り入れと違うのは、銀行が開いている時間でないとリアルタイムに振込をしてくれないことです。
銀行の営業時間は9時から15時。振込の手続きまでの時間を考えても14時40分~50分には手続きが完了していないとその日のうちにお金を借りることは出来ないでしょう。
申し込み時に当日融資を希望する場合、借り入れ金額を記入することが出来ますが、確実に当日融資が出来るわけではないので過信は禁物。
利便性の面で考えると、夜中でも朝方でも土日・祝日でも関係なくATMで借り入れが出来るカードは非常に強いです。
確実にその日のうちにお金を借りたいなら最低でも契約は窓口、または「てまいらず」で行うのがいいでしょう。
最初を乗り越えてしまえば他のカードローンでも応用が利く
必要書類、申し込み方法などなど慣れていない方からしたらややこしいことばかり!と思えるくらいのカードローン。
しかしながら最初の1回を乗り越えてしまえば、アイフルだけでなく他のカードローンを利用する際にもかなり応用がききます。
多くの会社では同じような条件、必要書類も似たようなものがほとんどで、申し込みの際に記入する内容もほぼほぼ変わりません。
少々契約方法が違ったり、システムが違うくらいなんです。
なので、一度カードローンを利用してみたい、という方はちょっと覚悟を決めて(笑)、一度申し込んでみましょう。
スムーズにお金を借りることができたら、自分の新たな自信になるはずですよ!
【参考ページはこちら】
アイフルなら保証人ありで自己破産の人もOK?