身分証明書というのは、主に運転免許証のことを言っています。ですが、人によっては健康保険証などを提出されたりするものです。
ここで重要なのは、書類の対応が広いほどに優良な金融業者である点です。なので、単純に金利ばかりに関心を示すのではなく、借入までがスムーズかどうかも検討する必要があるのです。
今回はそんな書類提出について、役立つ情報をまとめてみました。これからカードローン審査を受ける人は、良ければ記事内の情報も参考にして申込を行ってください。
運転免許証を提出するのが基本
アイフルでも、他のサラリーマン金融であっても提出が必須とされている書類は同じです。
わかりやすい例が、「納税証明書」といった収入を元にした証明です。
確認しないといけない点は、「本人が申請した内容に誤りがないか?」という点と、「本人が申請した年収に誤りがないか?」の2点です。
そのため、在籍確認をサラリーマン金融は行っているわけです。特に在籍確認において信用が高い書類は、本籍が記載されている書類となります。
こちらが「運転免許証、健康保険証、パスポート」なので、サラリーマン金融では必須とされているわけです。ですが、納税に関する書類であっても同内容の確認は可能です。
そのため、下記のような書類であっても、サラリーマン金融は対応してくれるというわけです。
- 現在お勤めされている会社の給与明細書
- 過去に申告した納税関係の証明書
- その他、業者側と相談で提出可能となった書類
アイフル以外でも、上記のような書類は身分証明書として扱ってもらえます。あまりサラリーマン金融の大小には関係なく、このような対応を行ってもらえるのです。
補足となりますが、「納税関係の証明書」というのは主に以下のような証明書のことです。
- 確定申告書
- 納税証明書
証明書とありますが、手続きそのものもそれほど難しくはありません。安易にこれらの書類の用意は難しい・・・と、思わないほうが良いでしょう。
運転免許証がなくても他の書類で対応可能
身分証明書は前述のとおり、特にこれといって決まりがあるわけではありません。
なので、相談次第では関連性の薄いとされている書類でも対応してもらえる場合があります。
アイフルだけでも以下のような事例があるので、相談しても対応の幅は広がらないというわけではありません。
現代では、アルバイトやパートであってもカードローン審査を行ってもらえます。これはアイフルだけでなく、銀行のカードローンでも同じです。
ただ、サラリーマン金融(アイフル含む)の場合は、「給与明細書」にも対応している点で違いがあります。
ですが、相談もなく申込をしても、必須とされている書類の提出を要求されるので、その点のみ注意しておいたほうが良いでしょう。
近年では知名度が上がってきている書類です。給与口座というのは、正社員や正社員以外であっても、基本的には開設されているものです。
写というのは、「プリンターを使ってコピーされた書類」だと思ってください。こちらを提出した場合でも、カードローン審査に通っている人は多いのです。
ただ、1の給与明細書と同じで「サラリーマン金融のみ対応」というケースが多いです。銀行の場合、原則として1年以上の勤務が確認できる書類でなければ、申込できないケースが多いのです。
外国人の申込は書類の手続きも若干違うので注意!
外国人のカードローン申込というと、「パスポートのみ必要」というイメージがあります。ですが、実際は他の書類を求められるケースが多いので注意してください。
ただ、近年では外国人向けのカードローンが存在します。その場合は、このような書類についても簡略されることがあるため、絶対に必要というわけでもなかったりします。
要約すると「曖昧な部分が多い」わけです。
また、国際結婚されている場合の申込についてですが、代わりに夫や妻が契約を行うという手段でも対応可能です。
ただし、「国内に居住がある方で、その確認を行える相手」という基準が存在します。国際結婚されていれば、とりあえずカードローン申請が楽になる・・・というわけではないのです。
書類提出の際に留意すべきこと
前述では、外国人がサラリーマン金融で申込む場合の注意点を案内しました。ですが、国内に住んでいたとしても留意すべきことは存在しますので、その点は忘れずにカードローン申込したほうが良いです。
主に注意すべき点は、現在の情報を元にして審査を行うので、過去の情報で申込みしてはいけないという点です。
主に申込時に意識していないと失敗してしまう点では、以下のような対応で発生する失敗が有名です。
- 過去の住所をそのままカードローン申込で使ってしまっている
- 過去の勤務先をそのままカードローン申込で使ってしまっている
- 過去の借入情報をチェックせずカードローン申込を行っている
このような手続きをされてしまうと、「身分証明書に問題ない」場合でも審査が正常に進行しなくなります。
例えば、過去の情報をそのまま使っていた場合に審査で落ちても、「なにが原因なのか」教えてもらえないことが多いです。プライバシー保護が存在するため、赤裸々に審査の内容を打ち明けてもらえないというわけです。
なので、なるべく自分で「現状の把握をしておく」ことが重要です。リストにある申込は特に多くの人がミスしてしまうものなので、他人事だと思っていると失敗してしまう可能性が高くなります。
このように意外なところでカードローン申込であり、身分証明書の提出には落とし穴があります。
また、誤っている情報で申込を続けると、以下のようなペナルティが発生しやすくなりやすいので、その点にも注意しておいたほうが良いでしょう。
- 借入の設定で低い金額の設定が行われやすくなる
- あまりにも申込内容が酷い場合には審査そのものが拒否される
- 不信用な人物として、業者のデータベースに登録されることもある
たかが身分証明書の提出であり、カードローンの申込をそのまま行っているだけ・・・と考えている人もいます。ですが、信用は「中々、元には戻らない」ので注意してください。
特にリストにある「不信用な人物」として評価されると、半年以上で評価が下がったままということもあります。
アイフルのようなサラリーマン金融でも、意外とカードローン申込に対しては厳しいということです。安定して利用をしたいという場合は、なるべく波風立てるような行為は慎んだほうが良いでしょう。
審査前の手続きは借入に影響を与えない
大事なことなので、身分証明書による影響についても案内しておきます。
結論からとなりますが、カードローン申込の際の身分証明書は借入に影響を与えないので、あまり配慮しないでも問題ありません。
前述のとおりで、「申込内容の確認、申込にあった収入の確認」に問題がないかチェックできれば、特に問題ないとなっているのです。
インターネットのクチコミでは、「身分証明書によって評価が違う」というカキコミもあります。ですが、これは過去の審査で微妙に使われていたテクニックに過ぎません。
これはアイフルのような大手サラリーマン金融でも同じです。なので、評価が高くなると言われている身分証明書を使っても、特に借入設定に違いは発生しません。
また、現代の借入額の判定には「総量規制」と言われている規制が利用されています。銀行系は総量規制対象外なので、総量規制で発生する規制が適用されることはありません。
そのためクチコミサイトでも、「銀行のほうがサラリーマン金融より借りられる」と書き込まれているのです。
そのため、年収300万円の人は100万円が借入の上限となります。借入に対して甘いと言われているサラリーマン金融であっても、100万円以上借りられるようにはなっていません。
サラリーマン金融側も、この規制を元にして借入額の設定を行っているためです。また、規制に対応していない金融業者には、ペナルティが課されるようにもなっています。
後、先ほどの銀行系について補足を行っておきますが、「安易にサラリーマン金融より貸してくれる」というものでもありません。
銀行の場合、「年収だけでなく信用もベース」としているためです。つまり、今までまったく銀行を利用してこなかった人物は、あまり銀行で大きな借入が許可されません。
実際に、同じような年収でも銀行のほうが借入が少なかった・・・というケースまで存在します。やはりカードローン申込の基本は、「審査が甘い業者を選ぶ」ことのようです。
嘘の申告をしてもバレるので注意しよう
先ほどの申込に対して注意点があるのですが、現代のカードローンは嘘の申告をされてもすぐにバレるという注意点があります。
このような失敗は、「本人が知っていても起きる可能性がある」ため厄介です。
主に以下のような対応で申込みをされていると、カードローン申込においては虚偽の事実がある・・・と判断されるかも知れません。
- 転勤後、過去の勤務先で申込を行う
- すでに借入が多い状態で、あまり借入件数がないかのように見せかける
- すでに限度額で借りている状態で、あまり借入していないように見せかける
このような対応をされていると、正しく身分証明書を提出していても低評価となってしまいます。
特に「借入に関する情報」に関しては、曖昧に計算されている人が多いので注意が必要です。
しかし、人によっては「小さな金額のものを面倒臭がって省く」人までいます。実際に良くある申請では、「クレジットカード利用分を省く」人が多いです。
カードローン申込なので、クレジットカードは関係ない・・・と思っている人が多いのでしょう。ですが、少額の利用であっても申請しないと審査の際には問題が発生します。
次に、なぜ金融業者は「借入に関する情報を素早く確認できるのか?」について案内していきます。
その理由ですが、「個人信用情報機関に加盟している」ため、サラリーマン金融であってもすぐに対応できるのです。
CICといった有名な個人信用情報機関に加盟しているので、そちらのデータベースを元にして、嘘の申告がバレるようになっています。
借入に関する契約を行うと、加盟している金融業者は契約者の情報を登録します。この情報は共有可能な情報なので、銀行やサラリーマン金融で同じ情報が扱われているというわけです。
このような対応を行っているため、A銀行の申込とB銀行の申込で食い違いがあると、審査において通らない場合が多いのです。
面倒かも知れませんが、「借入に関する情報」はメモしておいたほうが良いでしょう。実際に、このような対応一つでカードローン審査に通っている人は多いのです。
意外なことで審査がストップしてしまう事例
身分証明書に関する対応以外でも、カードローン審査がストップする事例は存在します。
特に近年において注目されている問題は、過去にカードローンの利用で事故を起こさなかったか?という事故の確認です。
なぜ注目されているのか?というと、カードローン審査の場合は事故がある相手に対して貸付を行わないからです。
どれだけ正確な情報を用意されても「審査が進まない」のですから、重要なチェックポイントであるのは確かでしょう。
意外と下記のような簡単な事例に引っかかっているため、審査がストップしている・・・という人もいます。
- 現在、返済などで遅延している借入が多い
- 過去において嘘の申告で問題を起こした業者で再審査を受けている
- 本人確認などで電話対応が杜撰(ずさん)なまま
借入で遅延しているわけではないのに、正常に審査をしてもらえないという人もいます。
そのような人は、もしかすると「携帯利用料金の支払いで遅延」されているかも知れません。このような状況は、督促状が来るまでわからないものです。
なので、小さな金額でも返済においてトラブルを出していないか、チェックしておく必要があります。
先ほど個人信用情報について案内しましたが、業者は業者だけの情報としてトラブル情報を保存していたりします。業者が無くなってしまうまで残る情報なので注意してください。
例えば、「返済を行わないまま裁判などで債務整理した」場合に、そのような情報が残ってしまいます。なので、小さな金額であっても返済可能なローンは完済したほうが良いのです。
このような扱いは、「対応から数年後には解除される」という特徴もあります。
下記のように、年数次第では新規でカードローンが組めるようになっているので、絶対に借りられなくなると思わないほうが良いでしょう。
- 債務整理の場合、5年以内に解除されることがある
- 多重債務者の場合、5年以内に解除されることがある
- 自己破産者の場合、10年以内に解除されることがある
解除されると、新規でカードローンを組めるわけですが、「過去にトラブルを起こした業者」では不可能です。
これについては、銀行やサラリーマン金融でも案内されていることが多いです。業者に対してトラブルを起こした相手は、業者側で問題の多い相手としてブラック扱いを行うようになります。
主に「極めて貸付が難しい相手」をブラックといいます。こちらも半永久的に残ってしまう情報なので、なるべく業者との間でトラブルを発生させないほうが良いのです。
身分証明書の提出後も対応力の評価が行われている
身分証明書だけでも、このようなトラブルに巻き込まれることはあります。
さすがに下記のような対応をされていると、業者からブラック扱いされる可能性は高まります。
- 身分証明書の提出が遅く、何度も審査において遅延を余儀なくされる申込者
- 本人確認といった電話対応がまったく取れない相手
- 連絡・相談において正確な対応が取れない相手
身分証明書の情報と違いがあると問題扱いされやすいのですが、「態度だけでも問題扱いされる」点にも注意してください。
特に電話対応がまったく取れない相手の場合、次から同内容で申込をされても「対応が遅くなる」可能性が考えられます。
昔と今ではサラリーマン金融の人気も違っています。なので、カードローン申込で無駄に時間がかかる相手の場合、正確な対応を求められる相手から審査対応が行われていくのです。
サラリーマン金融は、「最短30分で審査が終わる」ことで有名です。しかし、肝心の申込者が審査に対して慎重でない場合、審査が1日以上かかるケースまであります。
もし、何かしらの都合で対応が遅れる場合、「電話でアイフルに連絡をいれておく」のも大事です。そのような形で間延びしてしまっても、特にペナルティなどは課されずに済みます。
本人が無意識でも審査はストップしてしまう
最後に、本人に悪意や対応の杜撰さがなかったとしても、審査がストップしてしまう事例について案内します。
特に目立つケースは、在籍確認時の電話で本人の勤務を確認できないケースです。
そんな事例まであるの?と思われるかも知れませんが、意外と良くある問題なので注意してください。
なぜ、このような問題まで発生するのか?というと、「勤務先が微妙に違う」こともあるからです。
この問題は「派遣社員の身分証明書提出」で起きやすく、正社員ではあまり見られない問題でもあります。身分証明書の提出は、なるべく「派遣元で統一する」必要があるのです。
その理由ですが、「派遣社員は勤務先が変わった場合に登録されるまで時間がかかる」からです。
勤務先に勤務するようになったとしても、人事の方で対応が遅れることもあります。なので、新しい勤務先で勤務されるようになった場合、このようなトラブルを理解しておく必要があります。
もし、スムーズに審査を行ってもらいたいという場合、身分証明書を複数用意しておくといいでしょう。過去の勤務先、現在の勤務先で提出を行い、「事情を説明する」とアイフルでは相談に乗ってくれることも多いです。
あまり一人で悩まないほうが、サラリーマン金融のカードローン申込は上手くいきます。
【参考ページはこちら】
アイフルの賢い使い方を教えて!