カードローンを利用するさいに、「このカードローンはどこと提携しているのか?…」といった、提携先の有無はカードローンの便利さに関係する要因になることをご存知ですか?…
たとえば、消費者金融のカードローンキャッシングがすごく便利で使い易い理由のひとつに、提携先が豊富になって利用できるATMの数が増えた点をあげられます。
そこで今回は、人気の高い【アイフル】をピックアップして、アイフルの提携先関係のあらましと提携先ATMが豊富な“アイフルの使い易さ”について掘り下げてみます。
それゆえ、この記事を読んでもらえば、アイフルでの提携先ATMを利用したキャッシングのポイントがお分かりいただけると思いますよ。
アイフルには「提携先」ってあるの?
まずは消費者金融と提携先に関する基本的な認識から話しをはじめてみたいと思います。
ひと口に「提携先」といっても、実は2つの見方があります。
ここではその点に関して、アイフルの提携先を具体例として見ていきましょう。
アイフルは唯一の“独立系消費者金融”です
アイフルなどの消費者金融と提携先について厳密に言えば、資本金等の経営上・運営上での業務契約を含めた“業務提携”と、経営上は独立しているものの業務上のみで連携した“業務提携”の2つに分けられます。
そして、アイフルの場合は、後者のかたちで銀行と提携関係にあると考えて良いのです。
ちなみにアイフルを含めた主な消費者金融と提携先となる銀行との関係をまとめておきます。
消費者金融 | 主な提携先銀行 | 提携関係 |
---|---|---|
アイフル | ・三菱東京UFJ銀行 ・セブン銀行 ・親和銀行など |
同銀行のATM利用のみで業務提携(独立系) |
プロミス | ・三井住友銀行 ・セブン銀行など |
三井住友銀行グループの傘下(銀行系) |
モビット | ・三井住友銀行 ・セブン銀行など |
三井住友銀行グループのモビット |
アコム | ・三菱東京UFJ銀行 ・セブン銀行など |
三菱UFJフィナンシャルグループの傘下(銀行系) |
株式会社新生銀行レイク | ・株式会社新生銀行 ・セブン銀行など |
株式会社新生銀行の消費者金融(銀行系) |
以上の表の内容から分かるように、アイフル以外の大手消費者金融は、大手銀行の傘下におさまっている“銀行系消費者金融”となっています。
そして、銀行系消費者金融では、大手銀行がバックについて運営しており、資金面でも支えているのです。
一方、アイフルは“ATM利用”といった業務提携の点においてのみ三菱東京UFJ銀行と提携先関係にあると考えて良いのです。
そして、他の大手とは異なり、アイフルは大手銀行から運営面でも資金面でもサポートを受けていない“独立系消費者金融”なんです。
今日に銀行系となっている大手消費者金融もかつてはアイフルと同じ独立系消費者金融でした。
しかし、2010年6月の施行された「貸金業法改正」による相次ぐ過払い請求によって各社の資金繰りが苦しくなったことで、多くの大手消費者金融が銀行との連携に生き残りをかけた新たな道を模索することになったのです。
ATM利用の提携先数では業界屈指!
アイフルは、利用できるATMの提携先が豊富なんです。
しかし、アイフル以外の大手でのATM利用の提携先の種類と比べて、アイフルが特別に抜き出ているとの印象はありません。
他方で、メガバンクに加えて、地方銀行との提携先については、他の大手と比較して見ても充実度は十分であると言えます。
また、利用できるコンビニATMの提携先として、メジャーなコンビニがひととおりそろっているのは、利用者にとってメリットとして感じ取れます。
では以下に各消費者金融の提携先ATMの詳細をかんけつに表にまとめてみます。
各消費者金融と提携している「銀行ATM」
消費者金融 | 提携先銀行ATM |
---|---|
アイフル | ・メガバンク:三菱東京UFJ銀行、イオン銀行、セブン銀行 ・地方銀行:西日本シティ銀行、親和銀行、福岡銀行、熊本銀行など |
プロミス | ・メガバンク:三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、セブン銀行 ・地方銀行:西日本シティ銀行、横浜銀行、福岡銀行、熊本銀行など |
アコム | ・メガバンク:三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、イオン銀行、セブン銀行 ・地方銀行:西日本シティ銀行、熊本銀行、広島銀行など |
株式会社新生銀行レイク | ・メガバンク:株式会社新生銀行、セブン銀行のみ |
モビット | ・メガバンク:三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、イオン銀行、セブン銀行 ・地方銀行:西日本シティ銀行、北海道銀行、足利銀行、もみじ銀行など |
各消費者金融と提携している「コンビニATM」
消費者金融 | 提携先コンビニATM |
---|---|
アイフル | ・セブンイレブン・ローソン・イーネット・ファミリーマート・ミニストップ |
プロミス | ・セブンイレブン・ローソン・イーネット |
アコム | ・セブンイレブン・ローソン・イーネット・ゼロバンク |
株式会社新生銀行レイク | ・セブンイレブン・ローソン・イーネット |
モビット | ・セブンイレブン・ローソン・イーネット・ファミリーマート・ミニストップ |
アイフルを含めた主な大手消費者金融では、メガバンクとATM利用で提携しているので、基本的に全国どこででもATMでキャッシグできると言って良いでしょう。
加えて、地方銀行ともATM利用で提携先となることで、メガバンクではカバーし切れない地域をカバーすることになると言えます。
アイフルで利用できる提携先ATMは、他の大手と見比べてもまったく遜色がありません。
また、提携先数は業界でも屈指と言って過言ではないと思われます。
“利用目的”に応じてATM使い分ける!活用次第で便利さ倍増
さて、ここではアイフルの提携先となっている様々なATM利用における“賢い利用方法”をご紹介したいと思います。
実は、自分のキャッシング目的に応じてATMを選んで利用すると便利さや使い良さが増すって知っていましたか?…
ここでは特にそんな観点について掘り下げてみたいと思います。
借入か?返済か?…使い方はあなた次第!
アイフルの提携先となる銀行ATMやコンビニATMでは、借入・返済の両方で利用可のATM、借り入れのみ利用できるATM、そして返済のみに利用可のATMといったように3タイプの利用別ATMに分けられます。
提携先ATM | ATM利用 |
---|---|
借入のみ可のATM | ・福岡銀行ATM・熊本銀行ATM |
返済のみ可のATM | ・ファミリーマート【Fami】ポート・ローソン【Loppi】 |
借入・返済で利用可のATM | ・三菱東京UFJ銀行ATM・西日本シティ銀行ATM・セブン銀行ATM・親和銀行ATM・イオン銀行ATM |
以上の提携先ATMの中から、あなたがATMを利用する目的別に選択して利用すれば良いのです。
たとえば、借り入れはATM利用で、毎月の返済は銀行口座からの引き落としにしている人なら、自宅から一番近いところに“借入のみ可のATM”があれば、わざわざ返済もできるATMを選ばずとも済みます。
また、「ATM利用は返済のみ…」という方なら、返済のみで利用できるコンビニATMを利用するようにすれば銀行ATMのように時間的制約を気にせずにいつでも返済できます。
他方で、「借り入れも返済もすべてATMで済ませたい!」といった方なら、返済と借り入れが利用できるATMを選択しましょう。
アイフルの提携先となる三菱東京UFJ銀行やセブン銀行のATMなら、借り入れと返済の両方で利用可能です。
お近くに三菱東京UFJ銀行のATMがなくても、セブンイレブンの店舗ならたいていの地域にあると思うので、コンビニATM利用を中心に考えても良いと思いますよ。
また、会社帰りなどに恒常的にコンビニを使う習慣ある方なら、なおさらコンビニATMの便利さを実感していただけると思います。
つまり、アイフルなら自分のキャッシングスタイルに合わせたスマートなATM利用ができる!ということなんです。
キャッシングはATMで!欲張りな人には“銀行ATM”がよい
「とにかくカードローンキャッシグは借り入れも返済もすべてATMで済ませたい!」っていう人は、たぶんたくさんいるのではないでしょうか?
アイフルの提携先銀行となる三菱東京UFJ銀行は、日本全国に756の支店をもつ日本一のメガバンクです。
そして、同行のATM設置数は2700か所以上もあり、日本全国の主な駅の駅前なら必ず見かけられると言っても過言ではないほどに三菱東京UFJ銀行のATMは多いのです。
そのことから全国どこでも出張先や旅先でも、借り入れや返済で困ることはありません。
また、三菱東京UFJ銀行をメインバンクとして利用している方なら、ある意味で一石二鳥となりますね。
いつも利用している三菱東京UFJ銀行に用があったさいに、ついでに同行のATMを利用してアイフルから借り入れや返済が同時にできるので便利だと思いますよ。
親和銀行も借り入れと返済で利用できる提携先ATMとなります。
親和銀行のATMは、ほぼ長崎県内すべてに網羅されているので、近くにアイフルのATMや三菱東京UFJ銀行のATMがなくても親和銀行のATMがあれば困りません。
長崎県内に住んでいる方なら親和銀行のATMの方が使い易いのではないでしょうか?!
時間を選ばない“使い勝手の良さ”ならコンビニATMで決まり!
アイフルは、提携先にセブン銀行があるので、全国のセブンイレブンのATMが利用できます。
そして、セブンイレブンのATMなら借り入れと返済の両方で利用可能です。
そんなセブンイレブンの全国的な店舗数の多さは、そのままアイフルでお金を借りたり返済できるATMの設置数の多さとなるので、アイフルの提携先ATMの中では一番頼れる存在といって良いのではないでしょうか?
なぜなら、先に紹介したATMの設置数では日本一といってよい銀行ATMの三菱東京UFJ銀行のATMが見つからないような地域や地区でも、セブンイレブンの店舗なら必ずあると言えるくらいに、セブンイレブンの店舗数は全国津々浦々まで及んでいるからなんです。
しかも、セブンイレブンのATMならほぼ24時間365日いつでも借り入れと返済ができるのです。
セブンイレブン提携ATM取引可能時間帯
利用目的 | 取引可能時間帯 |
---|---|
借入 | ・平日;0:00~2:00 3:00~24:00 ・土曜;0:00~2:00 3:00~23:00 ・日曜;7:00~24:00 ・祝日;0:00~2:00 3:00~24:00 |
返済 | ・平日;0:00~2:00 3:00~24:00 ・土曜;0:00~2:00 3:00~23:00 ・日曜;7:00~24:00 ・祝日;0:00~2:00 3:00~24:00 |
また、セブンイレブンに加えて、ローソンのATMでも借り入れと返済が利用できます。
コンビニのローソンも店舗数の多さではセブンイレブンに決して引けをとりません。
また、ローソンは、地方でも店舗数が多いことから、地方への出張先や旅先での借り入れや返済でローソンATMは頼りになるかもしれませんね。
とにかく、コンビニ最大手のセブンイレブンのATMとそれに次ぐ大手と言って良いローソンのATMが提携先となっているアイフルなら、まずATM探しで困ることはないと思いますよ。
アイフル提携先ATM利用では「手数料」に気を配ろう!
提携先が多くて、利用できるATMも多数あって便利なアイフルですが、ATM利用時には特に注意して欲しい事があります。
それはATM利用時にかかる「手数料」なんです。
原則!提携先ATM利用時には必ず「手数料」かかります
アイフルでの1回の入出金で支払わなければならない手数料は、100円~300円程度です。
「それくらいの手数料ならそんなに負担にならないんじゃないのか?!…だって自分の銀行口座からお金を引き出すときだって場合によってはそれくらいの手数料を払わなければならいからね…」と考える方もいらっしゃるでしょうね。
でも…アイフルで借りたお金をATMを利用して50回で完済するとしたら…どうでしょうか?…
1回の手数料が100円だとすると、100円×50回=5000円、300円だとすると300円×50回=15000円の負担となります。
この負担を重いと感じるのか?…あるいは軽いと感じるのか?…それは利用者各人によって異なると思います。
しかし、余計に払わなければいけないお金であることに疑いはありませんし、できるならこのような出費は避けたいと思いませんか?
以下にアイフルの提携先ATMでの利用時にかかる手数料を記しておきます。
ATM利用 | 借入での手数料 | 返済での手数料 |
---|---|---|
提携先ATMで1万円以下の利用 | 100円+税 | 100円+税 |
提携先ATMで1万円超の利用 | 200円+税 | 200円+税 |
アイフル店舗ATMで1万円以下・1万円超の利用 | 無料 | 無料 |
以上の表の内容から分かるように、提携先ATMを利用して入出金すると必ず手数料がかかります。
また、借入時の手数料は次回の返済利用時に清算するようになっています。
また、どうしてもATM利用の手数料を払いたくなければ、アイフル店舗内に設置されているATMを利用すれば手数料は一切ありません!
よくATMを利用して借り入れや返済をするのなら、アイフル自社ATMの利用が一番です。
提携先ATMの豊富さはアイフルのメリット!
今日カードローンでキャッシングしている多くの人が提携先銀行のATMやコンビニATMを利用して借り入れや返済していると言って良いと思います。
そのことから提携先が多数あって、利用できるATMの数も多ければ、それだけ利便性が高いということになるのではないでしょうか。
そして、提携先が豊富で利用できるATMも多いのがアイフルなんです!
他方で、アイフルでは自社ATM以外の提携先ATMを利用した入出金では必ず手数料がかかります。
それゆえ、手数料負担をしっかり考えたATM利用が大切になります。
「キャッシング利用はすべてATMで済ます!」といった人の場合は、手数料負担のないアイフル自社ATMの利用を強くおススメします!
【参考ページはこちら】
コンビニATMならアイフルの借入は夜間でもできる?