「さあ!カードローンでお金を借りよう!…」って決めたとき、ちょっと悩んでしまうのが、銀行カードローンにするか?あるいは消費者金融カードローンを選ぶのか?…ではないでしょうか?
大切なのは、自分の借入ニーズを十分に満足させてくれるような“ベストなカードローン”を見つけることではないでしょうか?
そこで今回のレビューでは、「銀行からアイフルに乗り換えてみる?!…」と仮定して、銀行カードローンとアイフルカードローンとを比較検討してみたいと思います。
両者のメリットはどのように異なり、かつ利用者の立場から感じ取れるメリットの違いにも触れてみます。
もちろんメリットだけでなく両方のデメリットについても考えてみますよ。
銀行?それともアイフル?決め手は“借入ニーズ”しだいです!
「どのカードローンを選ぶのか?…」といった場合に、多くの人が「銀行カードローン」か「消費者金融カードローン」を選ぶことになるのではないでしょうか?
それ以外にも、信販系カードローンや信用金庫カードローンもあります。
が、メジャーなカードローンと言えば、やはり銀行か消費者金融のカードローンとなるでしょうね。
そこで気になるのが、「どちらのカードローンの方がいいのか?」といった点になると思われます。
では、銀行とアイフル等の消費者金融では、どちらの方が魅力的で優れたカードローンと言えるのでしょうか?…
(⇒アイフルと他社カードローンの比較)
“借り易さ優先!”のニーズならアイフルがお勧めです
ここでは「こんな借入条件ならアイフルのカードローンがぴったり!…」との観点から見てみましょう。
まずは「アイフルの利用に向いている人のタイプ」についてまとめてみますね。
- 借り易さ優先の人
- 即日融資を希望する人
- 2社目、3社目の借入先欲しい人
- 毎月の返済負担を軽く済ませたい人
アイフルは、消費者金融なので銀行カードローンの審査に比べると甘めになります。
それゆえ、「借り易さ優先で選ぶなら銀行からアイフルへの乗り換えが絶対にお勧め!」と言えます。
そして、「毎月の返済負担を少しでも軽くして借りたい!…」といった人にも、アイフルをお勧めします。
アイフルの毎月の返済負担の軽さは特筆したい点です。
消費者金融 | 10万円 | 20万円 | 30万円 | 50万円 |
---|---|---|---|---|
アイフル | 月々4000円 | 月々8000円 | 月々11000円 | 月々13000円 |
プロミス | 月々3947円 | 月々7895円 | 月々10815円 | 月々12900円 |
モビット | 月々4000円 | 月々8000円 | 月々11000円 | 月々13000円 |
アコム | 月々2980円 | 月々5960円 | 月々8941円 | 月々14901円 |
アイフルは、10万円の借入だと、毎月の最低返済額はたった4000円でOKなんです。
また、50万円の借入でも、完済まで58回と長くなってしまいますが、毎月の返済負担はたった13000円で済みます。
こんな人だとアイフルの利用はちょっと厳しいかも?!
他方で、こんな借入ニーズだと、銀行カードローンからアイフルに乗り換えるのはちょっと厳しいかもしれませんね。
- できるだけ低金利がいい人
- 大型融資を考えている人
- 専業主婦の方
- 長期に亘った借入を希望する人
まずは以下の比較表を見てみましょう。
消費者金融カードローン
- アイフル
- アコム
- プロミス
- 株式会社新生銀行レイク
- モビット
銀行カードローン
- 三菱東京UFJ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- オリックス銀行
- 東京スター銀行
金融機関 | 金利 | 限度額 | 専業主婦の利用可否 |
---|---|---|---|
アイフル | 年4.5~18.0% | 1000~500万円 | 不可 |
アコム | 年4.7~18.0% | 1~500万円 | 不可 |
プロミス | 年4.5~17.8% | 1~500万円 | 不可 |
株式会社新生銀行レイク | 年4.5~18.0% | 1~500万円 | 原則不可 |
モビット | 年3.0%~18.0% | 1~800万円 | 不可 |
三菱東京UFJ銀行 | 年4.6~14.6% | 最高500万円 | 可 |
みずほ銀行 | 年4.0~14.0% | 10~1000万円 | 可 |
三井住友銀行 | 年4.0~14.5% | 10~800万円 | 可 |
オリックス銀行 | 年3.0~17.8% | 800万円 | 可 |
東京スター銀行 | 年4.5~14.6% | 10~500万円 | 可 |
低金利と融資額の大きさでは、やはりアイフル等の消費者金融カードローンよりも銀行カードローンの方に分があるのは明らかでしょうね。
また、銀行カードローンの方が金利水準が低いので、長期間借りても金利負担はアイフルよりも軽く済みます。
それゆえ、長期に亘って比較的まとまった借入を考えている人には、アイフルはお勧めできません。
加えて、年収の3分の1までしか融資できない総量規制の対象になるアイフル等の消費者金融は、無職無収入の専業主婦の利用は認めていません。
そのことから専業主婦の方でカードローン利用を考えているのであれば、選択肢は銀行カードローンしかありません。
銀行からアイフルに乗り換えるメリットあるのか?
さて、ここまで読まれてみて、「銀行からアイフルに乗り換えるのは賢い選択なのか?…」あるいは「アイフルから銀行カードローンに乗り換えた方がお得なのか?…」…いまひとつ迷いますよね?!
それゆえ、銀行か?アイフルか?…を選択する際には、まず自分の借入ニーズの優先事項をしっかり見定めることから始まると言えるのではないでしょうか?
アイフルのメリットは銀行しのぐ?“4つのメリット”徹底検証!
ここではアイフルならではのメリットについて徹底的に掘り下げてみたいと思います。
明らかになるアイフルのメリットは果たして銀行カードローンのメリットより魅力的なものなのでしょうか?…
その答えを求めるために、アイフルと銀行との比較はもちろん、アイフルと同じ消費者金融カードローンとの比較視座も交えるかたちで、アイフルゆえのメリットを浮き彫りにしてみます。
【メリット:その1】消費者金融の中でも“低金利”目立つ!
アイフルならではのメリットとして、まず指摘したいのが最低金利が年4.5%と消費者金融の中で低金利さが目立つことなんです。
まず消費者金融の中で言えば、
- 【アイフル金利】年4.5~18.0%
- 【アコム金利】年4.7~18.0%
- 【モビット金利】年3.0%~18.0%
- 【プロミス金利】年4.5~17.8%
となります。
最低金利については、アイフルの年4.5%が一番の低金利となっていますね。
一方で、「わずか0.1%や0.2%くらいの金利差って関係ないんじゃないのか?!…」と感じる人はいると思います。
他方で、銀行カードローンと比較するとどうなのでしょうか?…
銀行カードローンの金利水準は、およそ4%台~14%台になると考えてよいでしょう。
そして、銀行カードローンでの最低金利4%台は、アイフルの最低金利とほぼ変わらない水準と言ってよいのです。
【メリット:その2】1000円から借りれる手軽さ見逃せない!
アイフルなどの消費者金融を利用している人って、サラリーマンやアルバイトをしているフリーター、主婦といった、いちどにたくさんのお金を借りるような人ではないと思うのです。(こちらもご参考に→アイフルを利用できる職業とは)
かつ急な出費や給料日前の金欠ピンチを一時的にしのぐための小額の借入となると考えて良いのではないでしょうか?
そこで注目してみたいのが、カードローンでの「最低借入額」なんですね。
アイフルなら1000円単位での借入が可能なのです!
では以下に各金融サービスでの最低借入額を提示しておきます。
金融サービス | 最低借入額 | 限度額 |
---|---|---|
アイフル | 1000円 | 500万円 |
モビット | 1万円 | 800万円 |
株式会社新生銀行レイク | 1万円 | 800万円 |
アコム | 1万円 | 500万円 |
プロミス | 1万円 | 500万円 |
三菱東京UFJ銀行 | 10万円 | 500万円 |
みずほ銀行 | 10万円 | 1000万円 |
オリックス銀行 | 1万円 | 800万円 |
三井住友銀行 | 10万円 | 800万円 |
住信SBIネット銀行 | 10万円 | 1000万円 |
じぶん銀行 | 1万円 | 500万円 |
楽天銀行 | 10万円 | 500万円 |
以上のように、最低借入額が1000円からとなるのはアイフルだけです!
「1000円たりとも必要のない余分なお金は借りない!」「1円でも無駄に借りない!」との意識は、返済負担を重くしないためにはとても大切な借りるポイントとなります。
さらに言えば、冒頭で触れたように、消費者金融カードローンを利用する場合は、急にお金が必要になったり、急場しのぎにスポット的に小額を短期借入するケースが多いと思われます。
それゆえ、1000円単位まで細かく借りれる点は、利用者にとって柔軟な借入が可能になると同時に、“借り過ぎない”ためのメリットになるとも言えるのです。
【メリット:その3】借りたい人には朗報!業界第2位の借り易さ
アイフルのメリットを語る上において、“アイフルの借り易さ”は絶対に外せない点だと思います。
まずは一般的に審査が甘めで借り易いと言われている、アイフルを含めた消費者金融カードローンの“審査通過率”をみてみましょう。
消費者金融 | 審査通過率 |
---|---|
アイフル | 約45% |
アコム | 約48% |
プロミス | 約40% |
ノーローン | 約22% |
株式会社新生銀行レイク | 約35% |
アイフルの審査通過率は、大手消費者金融では第2位!の借り易さなんですね。
アコムの約48%には及びませんが、アイフルの審査通過率45%という数字は、「申込者の2人に1人くらいの割合でアイフルでキャッシングしている。」と解釈できると思います。
そして、カードローンを利用するときに、“借り易さ”はとても大切な点になるとともに、借り易いカードローンは魅力的とも言えるのです。
一方、銀行カードローンに関して言えば、審査通過率のデータがありませんでした。
しかしながら一般的に銀行カードローンの成約率は、およそ20%~30%くらいと言われています。
そして、大手消費者金融と比較して約半分くらいの審査通過率になると考えて良いようなのです。
また、消費者金融の審査よりも銀行カードローンの審査の方が厳しいのは常識とも言えることから銀行の方が借り難いと言えるでしょう。
【メリット:その4】“スピード審査&即日融資”でらくらく!
アイフルは、審査も早くて即日融資にも対応しています。
そして、「審査早くてすぐに借りれる!」ことは、カードローンを利用する人にとって欠かせない条件となるのではないでしょうか。
以下に「審査時間」と「即日融資」に関する、各金融会社の比較表を紹介しておきます。
金融サービス | 審査時間 | 即日融資の有無 |
---|---|---|
アイフル | 最短30分審査 | 有 |
プロミス | 最短30分審査 | 有※お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。 |
アコム | 30分審査 | 有 |
モビット | 最速30分で審査完了(・申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。) | 有※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
株式会社新生銀行レイク | 当日審査 | 有 |
三菱東京UFJ銀行 | 40分くらいで審査結果 | 有 |
三井住友銀行 | 30分程度で審査完了 | 有 |
みずほ銀行 | 原則当日審査または翌営業日に審査回答 | 同行に口座をもっていれば即日融資可 |
オリックス銀行 | 当日審査 | 無 |
アイフルを含めた消費者金融なら、審査も30分くらいのスピード審査で即日融資もゆうゆう可能と言って良いでしょう。
ただし、即日融資を希望するならば、遅くとも午後2時30分くらいまでには審査を完了しておく必要があります。
また、アイフルで確実に即日融資を希望するのなら、午前中の申し込みがお勧めですね!
他方で、銀行カードローンでも審査が早くて即日融資にも対応可となっているところが増えてきました。
が、「同銀行に口座をもっている人に限る。…」との条件つきの即日融資となる場合も多いようなんです。
それゆえ、「スピード審査&即日融資」を既定路線として利用したいのであれば、銀行よりもアイフルの方が頼りがいがあるといって間違いありません。
銀行?アイフル?“ケース・バイ・ケース”でメリット考えよう
さて、最後の考察としては、これまでの“アイフルならではのメリット”、またアイフルと比較した場合の銀行カードローンのメリット、加えて両者の相対的なデメリットをすべて含めた上で、具体的ないくつかの“借入シチュエーション”を想定してみます。
そして、それをベースにして“銀行カードローンからアイフルに乗り換えるメリット”について見ていきたいと思います。
【ケースその1】急にお金が必要になった!…どうしよう?
日常生活において、「急にお金が必要になった!」「口座引落で残高不足でお金が必要!」「急な人づき合いでお金がいる!」といったような機会は割とあるのではないでしょうか?
そんなとき、あなたならどうしますか?…
友人や知人、会社の同僚からお金を借りますか?
自分の近くに、そのようなお金の貸し借りができる人がいる方はいいでしょうね。
でも、そのような人がいない方や「人にお金を無心するのは気が引ける…」といった場合はどうするのでしょうか?
そうなると、やはりどこかで簡単にすぐに借りる必要がありますよね?!
また、このケースにおいて、なにより優先すべきことは、確実にお金を借りることと1秒でも早くお金を借りれることになりますよね。
そして、この2つの借入条件を同時に満たすことができるのは、審査通過率が高く借り易い、かつ即日融資にも十分対応可能なアイフルになると言って良いでしょう。
【ケースその2】短期スポットで小額借りたい!…どうする?
一般的に銀行カードローンは、金利水準が低く融資額が大きいことから、“大口融資を長期に亘って借り入れる”のが、ある意味でスタンダードな利用法といって良いでしょう。
また、銀行の金利水準が低めな理由も、「金利を低くすることでたくさんのお金を借りてもらう。」との銀行側の思惑があるのです。
他方で、アイフル等の消費者金融は、銀行と比べて金利水準は高めで、融資額も小さ目となります。
が、銀行よりも審査を甘くして“借り易さ”を強調した点が、ある意味でアイフルを含めた消費者金融カードローンの特色となります。
そして、「借り易いが金利が高め!…」といった消費者金融の特質から言えば、「短期的・スポット的に小額を借りて早期に返済する…」といった、ヒットエンドラン的な借入と返済が消費者金融での賢いお金の借り方になるといって良いのではないでしょうか。
そのことから短期かつ小額借入の場合には、“借り易さ”を第一に考えて銀行からアイフルに乗り換えるのはメリットありだと思いますよ。
【ケースその3】毎月の返済負担を軽くしたい!…いい方法ある?
「毎月の返済負担をできるだけ軽くしてお金を借りたい!」という場合には、2つの方法があります。
まずひとつめは、できるだけ“金利の低いカードローン”でお金を借りることです。
それにはアイフルよりも銀行カードローンがお勧めになります。
もうひとつは、毎月の最低返済額の設定が低いカードローンを利用するのです。
消費者金融の中では、アイフルの毎月の最低返済額は低めとなっています。
たとえば、10万円までの借入なら、毎月の最低返済額は4000円から5000円くらいなので返済負担は軽く済みますよ。
また、銀行カードローンの中にも、10万円くらいの小額なら毎月の最低返済額が軽くなるように設定されている銀行があります。
そのことから最低返済額が低く設定されているカードローンの中で、借り易さや金利水準といった他の条件をも加味して総合的に判断して銀行からアイフルに乗り換えるか、あるいはアイフルから銀行に乗り換えるかを決めてください。
銀行からアイフルへ?…“借入ニーズ”しだいではお勧めです!
借入ニーズによっては、銀行カードローンからアイフルに乗り換えたり、あるいはアイフルから銀行カードローンに変えることは、十分あり!と言って良いと思いますよ。
他方で、銀行カードローンとアイフルのメリットやデメリットを単純に比較しただけでは、「アイフルの方が絶対にお得!」や「銀行カードローンの方がメリットが大きい!」とは言い切れないと思うのです。
(⇒アイフルと銀行カードローンの違い)
だってカードローンのメリットやデメリットって、その場その時のカードローンを利用する人の様々な条件や事情によって左右される面が強いと思うからなのです。
そして、銀行カードローンからアイフルにするか否か…については、やはり利用されるあなた自身の“借入ニーズ”が一番の決め手になると思うのです。
たとえば、「今回は確実に即日にお金を借りたい!」とが借入ニーズの優先事項ならば、今までずっと銀行カードローンに申し込んでいても、今回に限ってはアイフルに乗り換えた方が賢い選択となります。
他方で、「金利が高いと返済負担が重く感じられるようになってきた…」なら、これまでアイフルを利用していたとしても、金利が低めの銀行カードローンに乗り換えることを考えるべきなんです。
このようにあくまでも自分の借入ニーズでの優先事項や、借りる時の事情や都合を重視した上で、各々のメリット・デメリットを良く考えて銀行からアイフルに乗り換えるか、あるいはアイフルから銀行に乗り換えるかを決めれば良いと思うのです。
【参考ページはこちら】
アイフルを使いたい専業主婦におすすめコラム