アイフルといえば、「いつでも自由にお金を借りれるサービス」という印象がありませんか?
アイフルは、その印象通りのサービスではありますが、実は選ぶサービスによって若干の違いがあります。
アイフルの中には、「おまとめローン」もあります。
あまり一般的ではないかもしれませんが、今、こちらに興味がある方もおられるでしょう。
これはこれで便利ですが、サービスの条件は要確認。
これを選ぶと、普通のいわゆる「アイフル」を使ったときほど、簡単には追加融資が利用できないことも…?
今回は「おまとめローン」に焦点を当て、基礎知識をご紹介していきます。
アイフルの中でも、この商品に興味がある方にオススメです。
資金使途は借換えのみ!確認すべきアイフルまとめローンの条件
アイフルの「おまとめローン」とは、どういうものなのか、基本的な条件を確認しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
資金使途 | 借換え |
利用対象者 | 他社で借入利用がある方 |
利用条件 | 返済専用 |
必ず確認しておきたい条件は、上記のものです。
資金使途が「借換え」と限定されている点に、まず注意ですね。
借換えについても、一応確認しておきましょう。
- 借りたお金で現在の借金を返すこと
- 借入先・借入条件を調整できる
何らかの理由で、現在作っている借金を、別の会社、もしくは別の条件で借り直したいときに使われる方法です。
この「借換え専用」という点から、少し特殊なサービスであることがわかりますね。
利用条件も「返済専用」であり、アイフルの看板商品であるカードローンとは、少し条件が違います。
以上のような条件から、利用対象者も自然と限定される商品です。
単に「お金が借りれるサービス」と思って利用するのは、あまりオススメしません。
同じアイフルの商品でも、いつでも・誰でも使える商品ではない点を、よく確認しておいてください。
利用には特殊な書類が必要になることも
おまとめローンは資金使途が限定されているため、資金使途の確認がされる商品になります。
- 利用資格のチェックが行なわれる
- 使い道の確認ができない場合、使えないことも
- カーローンなどと同じ流れ
どうしても「カードローン」のイメージが強いアイフルでは、資金使途のチェックなどされないイメージも強いと思います。
アイフルのおまとめローンを選ぶと、「他社借入に関する書類」の提示が必要になることがあります。
- 契約書
- 利用明細
他社借入をしている人でないと、おまとめローンの利用資格はありませんからね。
アイフルの商品であっても、カードローン以外のものだと、こういう手間も出てきます。
「カーローン」といった目的別ローンの利用方法に近いです。
この商品の利用を考えているなら、他社借入があることはもちろん、それを証明する書類の用意もお忘れなく。
以上のように、アイフルのおまとめローンは、基本的な条件からして、少し特殊です。
アイフルの看板商品である「カードローン」とは、そもそも別商品だということを、これらの条件からしっかり理解しておきましょう。
自由な追加融資は難しい?まとめローンならではの注意点
お金を借りているとき、「追加借入できるかどうか」って大事だと思いませんか?
なんとなく「できた方が安心」と思う方が多いと思います。
では、まとめローンを使っているときでも、追加借入できるんでしょうか?
条件が多少特殊な商品でも、有名なサービスであるアイフルなら、どの商品を選んでも融通が利きそうですが…?
おまとめローン | カードローン |
---|---|
制限があり、注意が必要 | 自由に追加借入が可能 |
いわゆる「アイフル」、つまりメイン商品である「カードローン」の方なら、この点はバッチリです。
限度額までという制限付きですが、自分の都合に合わせて自由に追加借入が可能。
しかし、「おまとめローン」の場合、必ずしも追加融資に強いサービスではありません。
「返済メイン」の借換えになる
おまとめローンとは、「返済専用の商品」だと、先にご紹介しましたね。
- 借換え後、返済のみを行うのが基本
- カードローンほど自由に追加借入をする商品ではない
この点が、カードローンと大きく違うのですよね。
その時々の状況に合わせて、臨機応変に追加借入するような使い方は、こちらの商品だとあまり普通ではないのです。
窮屈なように見えるかもしれませんが、よく考えてもらうと、それほどおかしな話でもありません。
- 借換え自体、日常的に何度もやるものではない
- 複数のローンを同時にまとめることは可能
借換え自体が、日常的に何度も行うものではありませんからね。返済専用の限定商品だったとしても、不自由は少ないと思います。
ちなみに、「おまとめローン」ですから、複数の他社借入を一度に借り換えることは、もちろん可能。
この点からも、何度も何度も追加借入できないと困る…という状況には、あまりならないと言えます。
このように、そもそも「おまとめローン」の使い道的に、追加融資が自由にできなくても、それほど不自由はないのです。
そもそも「そういうサービス」なのだと知って、計画的にご利用ください。
おまとめローンの追加利用は、アイフルに相談を
あまりないことかもしれませんが、「まとめローンを追加で利用したい」というとき、それは可能なのでしょうか?
結論を言えば、おまとめローンだとしても、追加でまた借りれる可能性は高いです。
- 資金使途・返済力に問題がなければ可能性あり
- 返済専用商品なので、アイフルまで相談を
これもまたアイフルの商品の一つです。
利用条件を満たしていて、利息を払える状態にあるなら、追加で借りれる可能性は十分あります。
ただし、カードローンのような自由度はありませんので、もう一度アイフルに相談する手間がかかります。
先程ご紹介したとおり、「他社借入の関係書類の提示」が必要なこともありますからね。
必要な手続きをこなせば、おまとめローンの追加利用は期待できます。
いろいろ面倒ですので、できることなら一度でまとめられた方が便利ですが、必要があれば再申請してみてください。
「返済第一」なら使い時!おまとめローンが向いているシーン
同じアイフルでも、おまとめローンは少し特殊な条件になっているのがわかりますね。
では、この商品を「選ぶべき時」や「向いているシーン」ってどんなものでしょうか?
借換えしたいとき?
確かにその通りですが、それだけというのは、ちょっと大雑把すぎると思いませんか?
- 借換えしたら、あとはひたすら返済したい
- 借換えした後も、必要なときは適当に借りたい
同じ「借換え」でも、事情や希望は人それぞれ。
アイフルのおまとめローンが向いているのは、どちらかといえば、「返済第一」を希望時です。
返済第一なら使い時
おまとめローンの条件からして、この商品が向いている人は、借換え希望者の中でさらに絞り込めます。
- 借換え後、返済専用の商品
- 借金清算を優先する方向け
- 返済をとにかく終わらせたい
- 借金を清算できるまで追加借入はしない
よくある借り換えの目的は、「借金清算に向けての整理整頓」です。
借金清算を有利に進めるためにこそ、借金の数や条件を整理するのです。
精算が済むまで、追加でお金を借りることは原則しないと思うとき、アイフルのおまとめローンは役立ちます。
今ある借金をアイフルおまとめローンで借換え、あとは返済だけを地道にやっていけばOK。
おまとめローンは、通常のカードローンよりも最高金利が低いことが多いため、返済に有利なことも多いのです。
アイフルの商品 | 最高金利 |
---|---|
おまとめMAX | 15.0% |
カードローン | 18.0% |
借金を一本にまとめ、少しでも有利な条件に調整し、借金を一度精算したいなら、おまとめローンの使い時です。
どちらかといえば、返済一本のストイックな借換えになると、イメージしておきたいですね。
追加借入もしたいなら
借換えもしたい。けど、適当に追加借入もしたい。
つまり「追加借入も含んだ、借換えの希望」があるとき、おまとめローンはどうでしょうか?
- 追加借入はあまり一般的ではない
- 資金使途も限定されている
そこまでストイックな返済計画を考えていない場合、制限が多いこの商品は、少し窮屈かもしれませんね。
「借換え」というキーワードだけで、うっかりコチラの商品を選ばないよう、ご注意ください。
ちなみに、追加借入も適当にしたいなら、「カードローン」の方が向いています。
- 資金使途が自由であり、「借換え」にも使える
- その他、限度額までなら、自由に追加借入が可能
実は、カードローンを「まとめローンとして使う」ことが可能。資金使途が自由だからこそ、できる使い方です。
逆に言えば、こういうサービスが既に一つあるからこそ、「おまとめローン」は条件が絞ってあると言えるかもしれません。
借換えもしたいし、自由に追加借入をしたい…という希望なら、普通にカードローンを選べばいいだけですから。
「おまとめローン」は、そのようなカードローンとわざわざ別商品になっているのですから、少し特殊なのも当然です。
使い時を間違えないように、お気を付け下さい。
まとめローンは条件の事前確認を推奨!ポイントを再チェック
おまとめローンについてご紹介してきました。必ず確認しておきたいのは、「同じアイフルでも条件は全然違う」という点。
特に、看板商品であるカードローンとの違いは、しっかり理解しておきたいところです。
おまとめローンの条件について、特に確認しておきたいポイントをまとめます。
- 借換え専用であり、資金使途のチェックもある
- 返済専用商品であり、追加融資なしが一般的
- 借金清算を第一に考えるとき、向いている商品
条件がだいぶ限定的であることがわかると思います。
目的が「借換え」に限定されている上、その中でも「返済専用」ということで、さらに絞られます。
単に「他社で借入の利用がある」だけではなく、「借金の清算」を第一にしている方向けという点は要チェック。
追加で利用することもできなくはありませんが、カードローンのような柔軟性は、あまり期待できません。
以上のようなポイントを、できれば事前にチェックしておくことを推奨します。
借換えした後になって、使いづらくなり、また別商品に借り換え…というのも、効率が悪いですからね。
基本条件を見て、「なんか微妙…」と思えるときは、おまとめローン以外の商品の方がいいかもしれません。
そういうときは、看板商品である「カードローン」をチェックしてみましょう。おまとめローンもカバーしています。
「なんとなく」でおまとめローンを契約しないよう、ご注意ください。
【参考ページはこちら】
アイフルの追加借入はいつでもok!