アイフルでキャッシングをするようになってしばらく経つと、もっと借りられたら便利なのに、と思うようになります。
そこで検討していただきたいのは追加融資という方法です。
「追加融資なんてなんとなく不安・・・」「どうすれば良いのか分からない」という方に初めての追加融資が成功させる方法についてご紹介します。
追加融資する前に考えてほしいこと
さて、追加融資についてご説明する前に水を指すようですが、まず考えてほしいことがあります。
それは
ということです。
というのも追加融資をするということは利用限度額を増やすということ、それはすなわちそれだけ多くの返済負担を強いられるということになります。
利用限度額を増やすと返済はこれだけ大変
抽象的に「追加融資によって返済が大変になる」といっても具体的なイメージはわかないと思いますので、例を挙げて考えてみましょう。
例えば、現状利用限度額30万円だった方が追加融資によって限度額を50万円まで引き上げたことを考えてみましょう。
利用限度額はあくまでも「最高でいくらまで借りられるか」ということを示しているのであり、必ずしもその額をぴったり借りるわけではありません。
しかし、ここでは利用限度額いっぱい借りた場合の返済についてシュミレーションしてみます。
支払い方式はアイフルで一般的な借入後残高スライド元利定額リボルビング方式です。
利率は18%で計算され、支払い回数が30回だとすると、2年11ヶ月かかって、毎月の支払は13000円、支払総額は385,927円になります。
結構利息に持っていかれることがお分かりいただけると思います。
さて、今度は借入額が50万円の場合です。
借入条件は同じです。
シュミレーションしてみると、驚きの結果がでます。
支払い回数は51回、つまり4年11ヶ月もの間支払いを続けなければなりません。しかも毎月の支払は15000円にアップ、支払総額はなんと750,686円 にもな
るのです。
25万もの金利がつくということですね。
繰り返しますが、追加融資をして利用限度額がアップしたといっても、満額の50万円を借り続けなければならないということではありません。
しかし、追加融資をするということはこれだけの返済の負担を背負うリスクを負っているということを忘れないようにしなければなりません。
もし、追加融資をせずに30万円のままであれば、余分の金利を支払う可能性もないのです。
では、それだけのリスクを犯してまで追加融資をする必要があるでしょうか。
人によっては
とおっしゃるかもしれません。
しかし、人間そんなに自分を簡単にコントロールできるわけではありません。
そもそももっと借りたいからと思って追加融資しているのに、それをいつも少なめに抑えておくなんて、決して容易なことではありません。
ですから、追加融資を検討している方は返済が増えるという潜在的なリスク を十分検討していただきたいと思います。
追加融資のためにはこんな手続きを踏む必要がある
さて、追加融資の際には改めて審査が必要になります。
アイフルからしてみたら当然ですよね。
これまで30万円の利用限度額だったから貸していたものの、それが50万円に引き上げられたら条件が変わるのは仕方がありません。
追加融資を申し込んだ後は、最初の時と同じように審査の結果を待ちます。
無事、審査に通過したら引き上げられた金額での利用が可能になる、というわけです。
こういう人は追加融資が難しい!
さて、気になるのはアイフルは一体どういう基準で増額融資ができるかどうかを審査しているのでしょうか?(こちらもご参考に→アイフルでは限度額変更可能!)
実際どのような基準で審査しているかはアイフルだけでなく、どの貸金業者も非公開ですから、知ることはできません。
ただ、確かなことが2つあります。
それは
- 一定期間アイフルとの間の取引が必要
- 他からの借入が多ければ借入は困難
ということです。1つずつみてみましょう。
増額審査のためにはアイフルとのどのくらいの取引が必要なのか?
当たり前のことですが、増額審査が最初の審査と大きく異なるのは、審査前に取引があるかどうか、ということです。
それで増額審査にあたっては、アイフルはそれに先立つ期間、追加融資希望者の取引状況について審査します。
例えば、
- その人がどのくらいの頻度でアイフルから借りていたのか
- 借りたらすぐに返済していたのか
- 返済に遅れたことはなかったか
- 遅れたことがあったなら、それはどのくらいの期間か
といった項目がチェックされます。
これらの取引状況をチェックするためにはある程度の期間が必要であることはやむを得ないでしょう。
最初の取引から1ヶ月くらいではわかることがあまりに少なすぎます。
一般的には最低でも半年の期間は必要である、と言われています。
他社からの借入は増額融資に及ぼす影響大!
1社ならまだ可能性はありますが、2社以上になると、追加融資の希望はほぼ絶たれます。
なぜかというと、アイフルの取り分がすでに少ない状況で、さらに追加融資をすれば、それだけ貸し倒れのリスクが高まるからです。
そんな危ない客にあえてアイフルも融資をしようとは思わないのです。
追加融資をするかしないか関わりなく優良顧客を目指そう
アイフルに限ったことではありませんが、借入において当たり前のこと、つまり借りたお金をきちんと返済日まで返す ことが重要です。
もし、そのサイクルを繰り返していれば、アイフルのほうから、追加融資のお誘いをしてくれることがあります。
アイフルも優良な顧客を確保したい、できるだけたくさん借りてほしいと思っているんですね。
もちろん、そういう勧誘があったからといって、追加融資の申し出を受けなければならない、というわけではありません。
必要であれば、その申し出を受ければ良いだけの話です。
いずれにしても、優良顧客であれば、必要があれば、いつでも増額融資ができる有利な条件にある、ということなのです。
ですから、追加融資するかしないかにかかわりなく、アイフルにとって「もっと貸したい」というお客を目指しましょう。
【参考ページはこちら】
アイフルで増額したいけど面倒なのは嫌!