アイフルでは住居カードと言われている住基カード(住民基本台帳カード)でも、本人確認書類として扱ってくれるようになっています。
近年になって知られるようになった住居カードですが、基本的にこのような本人確認書類については、特例のようなものがありませんので、業者側で対応していない本人確認書類については、同じようなものがあったとしても対応してくれないようになっています。
つまり、将来的に1つでも多くの本人確認書類を用意しておきたいという場合には、住居カードのようなものを予め用意しておく必要があるのです。
住居カードについての案内
今になっていきなり住居カードが見直されるようになりました。また、ローン契約において高い人気となっているのですが、このような人気になったのには理由があります。
現代では、ネットだけで生活に必要な物が揃う時代になっているので、自動車だけでなくバイクのような生活における足であり、免許証などは必要となくなってきているのです。
その為、免許証をもっていない若者が増えてきているのですが、これではカードローンやキャッシングにおいて契約が出来ないという不都合が発生するわけです。そこで住居カードが見直されるようになりました。
住居カードは本人確認書類
現代のサラリーマン金融は、昔と比べると新規顧客開拓に対して精力的になっているという特徴が顕著になってきています。その為、新しい本人確認書類に住居カードが選ばれるようになっています。
本人確認書類とは、審査の後に提出する必要がある書類のことです。今までは、自動車免許証、もしくはパスポートや健康保険証があれば問題ないとされていたのですが、現代では自動車免許証だけでなく、若者の旅行離れによりパスポートの提出も減っているとされています。
つまり、金融業者という存在は若者にとっては使いづらい存在となっているのです。
そこでアイフルといった大手サラリーマン金融では、住居カードや銀行口座による本人確認書類提出を認めるようになりました。住居カードは住基カードと言われているもののことです。業者によって名称が違うので注意してください。
また、人によっては以下のような状況で住居カードがないと、カードローンやキャッシングの審査そのものを行うことができなくなりますので注意してください。
- 本人確認書類をすぐに用意できない
- 運転免許証の失効、もしくは免停の処理がされている状態
- パスポートを発行していない
- 本人確認書類で住居カード以外の書類が期限切れ
- 健康保険証が転職のために手続き中となっている
意外と自分は住居カードとは無縁・・・と思えそうなのですが、実際はどこでどのようなことがあるかは不明です。
人によっては、長期に渡って就職活動(転職活動)をする羽目になり、中々本人確認書類(この場合は健康保険証)が用意できずに生活費などで困ったりする場合もあるでしょう。
正規の手続きで補助を受ける場合には、少なく見積もっても2週間以上は補助金の発生に時間がかかりますので、人によってはサラリーマン金融などでしのがないといけない場面もあるわけです。そんな時には、きっと住居カードがあるだけでホッとすることもあるでしょう。
住居カードの作成方法
実をいうと、住居カードは他の本人確認書類よりも作成が楽となっているのが最大の特徴であったりします。
上記の作業を完了させれば、晴れて住居カード持ちであり本人確認書類が揃っている状態となります。また、よくあるカードローンのFAQに「本人確認書類によって属性は違うの?」というものがあります。
ですが、このFAQについては昔から属性に影響を与えないとして、特に借入金額に影響はないとされています。なので、本人確認書類については要求されている書類を用意するだけで問題ないとなります。
カードローン審査と属性
上記のような本人確認書類についてですが、属性に影響を与えるケースも存在します。具体的には、カードローン申請の記入用紙に書かれている内容と一致しない場合に、借入希望額などが減額されるなどの属性評価を受けます。
属性とは、カードローンなどのローン情報に起因している情報のことです。例えば、「年収、年齢、住所、電話回線の有無、結婚歴、クレヒス」といった項目については、サラリーマン金融の規模に関係なくで審査されるとされています。
これについては、銀行やサラリーマン金融でも差がないので、銀行で低い属性評価を受けた場合には、サラリーマン金融でも同じような扱いになると思っておいたほうがいいでしょう。
具体的に評価されやすい属性と、評価のされ方については以下の表を参考にしてください。
属性の項目名 | 評価の要点 |
---|---|
年収 | 近年では年収は500万円を超えない限りは高い評価を受けないようになっています。絶対に借入希望額に大きな影響を与える項目というわけではないのです |
年齢 | 年齢は30代や40代の場合に高い評価を受けられるようになっています。これは男女に関係なく年齢によって収入の平均が違ってくるからです。20代ではあまり高い評価には繋がりません |
住居タイプ | 住居タイプとは、「持家・公共住宅・社員寮・マンション・アパート」の4段階で主に評価されます。マンションやアパートについては高く評価されず、持家や公共住宅を住居としているほうが高く評価されます |
電話回線の有無 | 固定電話をひいているかがチェックされます。携帯電話でも属性評価はされますが、可能な限り固定電話を長い年数で利用されているほうが目立って良い評価を受けるとされています |
信用情報は登録される
住居カードをもってカードローン契約をするという点は問題ないのですが、アイフルなどで中々審査に受からないのに、何度も同じような情報で審査を受けるという行為はペナルティに該当するので注意しましょう。
今では信用情報を金融業者で登録するようになっているので、あまりにも信用にダメージを負うような審査ばかりしていると、各金融業者でカードローン契約ができなくなってしまうなどします。
この個人信用情報を登録している機関を個人信用情報機関というのですが、有名なものではCICなどが存在しており、本人であることを証明できるのであれば、郵送という形で本人の評価内容について知ることも可能です。
もし、ペナルティを受けている?と思うような状態になった場合は、個人信用情報機関に問い合わせをしてみるというのも一つの手段です。
また、下記のような行為についてはペナルティが発生しやすいとされていますので、アイフルなどで行わないように注意しましょう。
- 嘘の情報を用いてカードローン申請を行う
- 情報の不備が目立つ状態でカードローン申請を行う
- まったく同一の業者で連続して審査を行う
- 別の業者を利用し審査を受ける際に間をおいていない
- 電話などの対応でマナー不足などが顕著な相手と判断される
上記については、ペナルティの発生理由がわかりづらいものが含まれているので、下記にて詳細についてを案内します。
Q.情報の不備とは?
A.不備とは不足していると判断されるといいです。例えば、年齢や年収といった項目を正確に埋めないで申請されると、情報の不備という扱いを受けます。審査後に修正をするよう指示されるのですが、直さずに提出しようとするとペナルティ対象となってしまいます。
Q.審査を受ける際に間をおいていないとは?
A.カードローン申請そのものは自由となっているのですが、カードローン申請を短い期間で集中して行うのはペナルティの対象になりやすいです。すでにアイフル以外でカードローン契約をされている場合に、アイフルや他の業者で申請を集中して行っているとペナルティ対象となってしまいます。
Q.電話などの対応でマナー不足とは?
A.マナーとは暴言や中傷的な対応がない相手か?という意味です。電話だけでもアイフルでは契約することができるのですが、対応を急がせるような連絡を繰り返したり、もしくは無関係な話などで迷惑行為に繋がる行為を繰り返すと、本人に問題ありとしてペナルティ扱いを受けるようになります。
住居カードの補足
住居カードの補足となりますが、カードローン申請の際の本人確認書類となるだけでなく、身分証明書として提出できるようにもなっていますので、使い道については非常に豊富です。
例えば、身分証明書を提示する形で他のローン契約を結ぶ場合や、住居などの入居申請をする際にも用いられるようになっています。
さらに、パスポートや自動車免許証と違って、第三者に拾われたとしても悪用されづらいという特徴があります。
近年では本人確認書類になる物品は、第三者が複製利用するということが可能なものまであります。パスポートや自動車免許証については顕著に犯罪などで利用される件数も増えてきているので、カードローンのために安易にこれらを発行しないというのも大事です。
住居カードとクレジットカード
実をいうとアイフルといったカードローン業者からお金を借りる方法以外に、キャッシングを増やす方法があります。近年ではクレジットカードのキャッシング枠を使う形でローンされる人も増えてきているのですが、クレジットカードは次の点でローンとしても優秀とされています。
- リボルビング払いなので支払回数によっては低金利でお金を借りられる
- クレジットカードは利用限度額を自分で設定できる
- インターネットのみで枠の増額・減額が申請できるようになっている
- カード利用だけで商品購入できる店舗が非常に多い
- 海外の店舗や通販であっても利用可能
- クレジットカードは保険を付随できるようになっている
- 利用するだけでクレヒスが貯まっていく
もし、アイフルといったカードローンだけでは利便性が低いと感じる場合には、住居カードでクレジットカードを1枚作成しておくとさらに便利になります。
また、カードローンより便利な部分はあるのですが、発行にかかる日数が1週間~2週間ほどであるため、カードローンのように即日かもしくは翌日からで利用できるというわけではありません。
後、上記には書かれていませんが、クレジットカードであれば種類に関係なくポイントが貯まっていくようにもなっています。過去から定番とされているものなので、上記のリストアップからは外してあります。
クレジットカードとクレヒス
クレジットカードに関する案内で、クレジットカード利用でクレヒスが貯まっていくという案内をしました。
このクレヒスとは、個人信用情報機関に登録される借金の返済履歴によって発生する信用値のようなものです。また、高年齢になるほどにカードローンやクレジットカードは難しくなるのもクレヒスが影響を与えています。
つまり、簡易的な審査でカードローンやクレジットカードを発行できることを理解し、そのタイミングでカード作成・利用をしておきクレヒスを貯めていく必要があるのです。
もし、まったくクレヒスが貯まっていない状態では、大手のカードローンやクレジットカードでは審査に落ちてしまうリスクが高まってしまうのです。
アイフルは審査が甘いという特徴がありますので、クレジットカードの審査に自信がないという人は、まずアイフルのカードローンを発行してから、長く利用してクレヒスについても万全としておけるようにしましょう。
(⇒アイフルの仮審査と本審査は別もの?)
クレヒスについては、短期的な利用より長期的な利用のほうが高く評価される特徴があります。
アイフルカードの詳細
住居カードで発行できるアイフルのカードローンですが、正確な商品名はアイフルカードとなっています。
アイフルカードの詳細については下記となっておりますので、これからカードローン申請を考えておられる方は、まずこちらについて一読してから申込について検討されるとよいかと存じます。
アイフルカードの金利・支払に関する詳細情報
利用限度額 | 1000円~500万円 ※ 50万円以上の借入は源泉徴収票等収入による証明が必要 |
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金利(実質年率) | 4.5%~18.0% |
審査方法 | 通常審査とワンクリック診断をご用意 |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式 |
返済回数 | 最長14年6ヶ月(回数換算では151回) |
返済期間 | 原則として最長13年6ヶ月 |
アイフルカードの入会に関する詳細情報
入会年費 | 入会費・年会費は永年無料 ※ 維持手数料・更新手数料などの費用も無料 |
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申込基準 | 年齢満20歳~69歳で安定した収入のある方 |
必要書類 | 運転免許証、健康保険証、パスポート、住居カード |
担保・保証人 | 不要 |
カードローン申請の補足
前述したアイフルカードの詳細情報についての補足です。
まず、ワンクリック診断についてですが、ワンクリック診断とは簡単な審査項目を記入するだけで審査できる内容の診断です。時間にして数分しかかからないようになっているので、審査をするか悩んでいる場合の仮審査でよく用いられています。
次は、審査方法の借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式についてですが、要約すると支払回数と返済の約定日を設定して契約をするというものです。35日か毎月約定日払いの2つから選択をして、支払日を選択するとなっています。
通常の支払いとの大きな違いは、前もって大きく返済するようにしておくと、段々と金利分の返済額が減っていくということです。通常の支払いでは最初に固定額の計算がされ、返済については途中から変動しないようになっています。
最後に申込基準の安定した収入のある方についてですが、パートやアルバイトといった低収入者であっても審査を行うという意味で用いられています。
借りる額に対して返済を行えるかを審査においては重く扱っているので、収入が多い方でないと借入ができないというわけではありません。
アイフルでは多くの人が利用できるように、1000円からで利用限度額が設定できるようになっています。パートやアルバイトの場合には、5万や10万で借入を調整されている人が多く、人によって適度な借入をアイフルと相談しながらで契約できるようになっています。
このような審査内容・サービスとなっているので、現代では住居カードだけでなく多種多様な面でアイフルは高い評価を受けている訳です。
【参考ページはこちら】
アイフルならフリーターでも借りられる?