ネット診断というと、サラリーマン金融ではアイフルのネット診断が有名です。勤め先に連絡がないので、連絡があると困る人でも利用できる便利なサービス。
しかし、良く知らずにそのまま審査を受けてしまうと大変です。アイフルでは、アイフルのネット診断までが簡易的な審査となっているので、通常の審査では詳細の確認が必要となります。(こちらもご参考に→アイフルの審査基準とは?)
そのため、どのようにしてアイフルのネット診断を利用するのが良いのかを、事前に知っておく必要があるのです。そのため、今回はそんなネット診断にスポットを当てて案内を行います。
ネット診断は簡単に利用できる便利なサービス
そもそもネット診断というのは何?という人もいるでしょう。なので、最初にネット診断の仕組みについて案内させていただきます。
例えば、「現在の借入が1件50万円」という場合、新しく借りる場合はどこまで借りられる?というふうに悩む人もいるでしょう。
そんな場合、その情報でネット診断を受けると、数分以内で診断結果が出るようになっています。
サラリーマン金融では用意されていないというケースは稀です。それだけ、現代では馴染み深いサービスとして人気が高まっています。
また、借入額の限度を推し量る以外でも、下記のような使い方でネット診断は良く利用されています。
ネット診断を受けている人の多くは、サラリーマンのような時間にあまり余裕がない人です。現代の診断サービスだと、勤め先からの診断にも対応しているので、そのような人と相性が良かったりします。
ネット診断だけでなく、借入シミュレーションというサービスを利用している人もいます。借入シミュレーションを利用することで、返済プランなどを正確に理解することができます。
実際に返済においても、どれほどの金額で返済していくのかがわかるため、ネット診断以上に評価されているサービスです。ネット診断と同じで、シミュレーションもあまり時間がかかりません。
本審査を受ける際は全情報の記入が不可欠!
ネット診断は、本審査とは違うので入力すべき項目は数種類だけとなっています。
- 年齢
- 年収
- 現在の借入件数・借入金額
- 毎月の返済額
アイフルのネット診断も同じ仕組となっているので、特にサラリーマン金融によってサービス内容が異なるというわけでもありません。
重要なのは、ネット診断を終えた後に本審査を受けるという点です。
本審査というのは、通常のカードローンで言うところのカードローン申込のことです。その際に、カードローン審査・本人確認・在籍確認が発生します。
カードローン審査用の申込として、ネット診断で入力した情報以外の入力が求められます。例えば、「住所・勤め先・家族構成・希望借入額」などは入力が必須になるでしょう。
在籍確認と同時に対応されることもありますが、本人確認のみで問題ない場合は自宅に電話がかかってくるだけで終わります。
アイフルからの連絡は個人名で行われるので、特に電話に出る相手によってカードローン申込がバレるということもありません。
本人確認とは違い、「勤め先として連絡した電話番号」に電話がかかってきます。本人確認と同じで個人名で電話がかかってくるので、特に注意点のようなものはございません。
アイフルの場合、相談次第で在籍確認無しになるケースもあるので、絶対に在籍確認が必要というわけでもないです。
ネット診断による在籍確認電話は無いので安心
前述しましたが、在籍確認電話というのは業者の判断で行われているだけです。
具体的に以下のような相手と判断した場合、サラリーマン金融の方で電話を余り行わないように配慮してくれます。
- 在籍確認電話が困る相手
- 勤め先が厳しい業者のため、在籍確認電話などが断られてしまう
- 過去に在籍確認電話で勤め先と揉めてしまった相手
このような配慮について、全く知らない人は便利なサービス・・・と思ってしまいます。ですが、現代ではどのサラリーマン金融でも対応してくれるので、先に相談をしておくようにしましょう。
あくまでも、「申込相手が相談してきた場合」につき、このような便利なサービスについても配慮してくれるのです。
サービスのほとんどは「当人の対応による」ため、まったく対応をされていない場合は、通常通りで在籍確認が発生します。審査を受ける際は、この点のみ注意して申込みすると良いです。
アイフルは必要以上の連絡を行わないことでも有名
良く「銀行とサラリーマン金融を比較しているサイト」を、インターネットを通じて見つけることがあります。
ですが、カードローン審査全体で気分良く審査が進展するのはサラリーマン金融です。
その理由は、サラリーマン金融は「身元を明かさない、不必要な電話連絡を行わない」という点で優れているからです。銀行は数そのものが多いため、銀行によっては不都合が発生することもあります。
例えば、以下のようなケースでカードローンがバレることもあります。
- メールや営業の電話を何度も行ってくる
- 営業の際に訪問などの対応を取ることがある
- 個人名ではなく銀行名で電話をかけてくることもある
アイフルのネット診断といったサービスが人気の理由は、「バレない配慮が多い」からです。
サラリーマン金融は電話をあまりかけないで済むように配慮しています。しかし、銀行の場合は在籍確認電話だけでなく、督促状などを郵送する際にも、あまりバレない配慮をしてくれません。
もし、将来的にバレずにカードローン利用をしたい・・・場合は、なるべくサラリーマン金融を優先的に利用したほうが良いでしょう。
補足となりますが、銀行カードローンであっても大手銀行であれば問題は少ないです。大手銀行は、サラリーマン金融からノウハウを得ている銀行が多いため、あまり利用がバレることもないのです。
ただ、「サラリーマン金融より審査が厳しい」ので、年収などが最低条件を満たしていないと審査に通ることはありません。そのため、女性の利用者はそれほど多くないという統計まであります。
申告の際に嘘の情報を混ぜてもバレてしまう
アイフルのネット診断でもそうですが、カードローン審査はシステムで管理されているので、嘘の情報を使っても審査で有利になることはないです。
例えば、以下のような項目で嘘の情報を記入する人が多いです。
- 年収
- 借入件数
- 借入金額
このような嘘の記載では、「実際の年収を偽る」という人が特に多いです。
年収が高い場合、安易に希望借入額にも余裕ができる・・・と考えている人が多いのでしょう。ですが、このようなことをしても希望借入額の設定は通常通りです。
その理由ですが、下記のような理由があるため、あまり希望借入額が変動しないのです。
サラリーマン金融の借入に関して、インターネットで調べると「50万円以上借りられた!」というクチコミを良く見かけます。ですが、実際は初回借入に制限がかかるので50万円未満が多いのです。
これはアイフル以外の大手サラリーマン金融もほぼ同じ状況です。そもそも、「借入に関する信用が少ない」状態で借入しているため、初回から50万円以上という判断は中々していただけないのです。
なので、年収を偽ったところで「数万円の変化もありえる?」という、かなり厳しい審査結果を受ける羽目になります。
カードローン審査はシステムで自動判断がされている・・・と言われていますが、正確には「一次審査」をシステムが行っているだけです。
二次審査と言われている借入額の設定などを行う審査では、人の手により詳細の設定が行われます。その際には、システムが判断した借入額より、さらに小さい値で借入額が設定されやすいのです。
つまり、システムのみ若干あざむいたとしても、最終的に人の手により再調整されるため、嘘をついても大きな意味がないのです。
これは「アイフルのネット診断も同じ」です。
アイフルのネット診断で高い評価を得ていたとしても、嘘の内容が多く含まれる場合は審査結果が厳しいものとなりやすいです。
また、あまりにも嘘が多く見られる場合、「一定の期間で審査が行われない」といった、ペナルティが加算されることもあります。やはり、安易に嘘をつかないほうが良いのです。
嘘をついていないのについている扱いになるケース
前述の嘘は「意図的な嘘」です。
しかし、意図や悪意が一切ない場合でも、カードローン審査が思わしくない結果になることもあります。
主に以下のような連絡において、「誤った連絡」をされているとペナルティが課せられやすいようです。
- 現在の住所、勤め先の情報に誤りがある
- 現在の借入件数・借入金額に誤りがある
- 他のカードローン業者でカードローン申込を行っている
近年では、「同じ情報で複数の業者に対して審査を申込むシステム」まで存在します。
ですが、数点誤っている部分が存在すると、誤った情報が複数の申込に対して行われるので注意してください。このような対応をされても、システムの対応では「意図的な入力」として判断されます。
すると、複数の業者に対して偽りの情報で審査を受けている人・・・として、厳しい評価が下ってしまうのです。
「以前まで借りられていたのに、いきなり借りられなくなった人」は、嘘の情報で申込をされていないかチェックしてみましょう。
特に現在の住所、勤め先については最近になって変わっている人もいます。その際は、「マイアカウントページで契約者情報の変更」を行う必要があります。
PCなどの利用が難しい場合は、アイフルに電話をかけて現在の事情を伝えるだけで良いです。そのような連絡であっても、アイフルは対応してくれるようになっています。
何気ない返済の延滞が含まれると審査では不利になる
最近になって知られるようになってきましたが、携帯の電話料金を延滞されている状態でも、個人信用情報の評価は下ることがあります。
以前までは、このような詳細についてあまり業者側は触れてきませんでした。ですが、近年になって「情報の共有」も行われるようになってきているので、このような支払情報も信用の1つになったのです。
例えば、毎月の電話料金を銀行口座からの引落しにされていると、このような問題が発生しやすいです。
なるべく「クレジットカードの自動引落し」を利用されたほうが良いでしょう。このような料金は、金額が小さい場合であっても信用が下がってしまいます。
また、「ローン契約後の督促状」に関しても、かなり厳しい判断がされます。例えば、電化製品を月賦で契約された場合が該当します。
ローン契約というのは、「企業のデータベースに登録される情報」なので、電話料金と同じで信用情報の1種として扱われるのです。
もしアイフルのネット診断の後に、本審査を受けても審査に通ることがない・・・場合、もしかすると信用情報が下がっているかも知れません。
信用情報は、「トラブルを継続していない」場合に緩やかではありますが回復します。なので、なるべく他の支払いでも延滞をされていないか、再度のチェックを怠らないことが重要です。
酷いケースでは、「半年以上でカードローン利用ができなくなる」こともあります。しかも、個人信用情報はプライバシー保護の影響で、業者からどのような状況なのか教えてもらえないのです。
なるべく早期の対応を心がけ、業者から信用される人物でいることが大事です。
ネット診断と仮審査は別物なので注意!
何度かアイフルのネット診断について案内してきました。
ですが、このネット診断は仮審査と似ているようで別物なので注意してください。
主に以下のような面で別物として機能しています。
- ネット診断は短時間で何度も利用できるが仮審査は不可
- ネット診断より仮審査のほうがカードローン審査の評価では重要
- ネット診断より仮審査のほうが入力すべき項目が多い
仮審査について要約すると、「ネット診断より詳細の判定を得られる審査」となります。
そのため、アイフルのネット診断は女性の利用者が多いのですが、仮審査では男性の利用者が多いという違いもあります。
なぜネット診断があるのに仮審査まで受けるのか?というと、「本審査にかかる審査時間が短くなりやすい」からです。そのため、時間に対して厳格な男性ほど仮審査を先に受けているのです。
他にも、仮審査を受けるようにすると、アイフルといったサラリーマン金融では、以下のようなメリットが発生することもあります。
初回の借入はサラリーマン金融でも厳しい場合が多い・・・と前述しましたが、逆に借入を大きくできるケースも存在します。そのために、先んじて仮審査を受けている人もいます。
なぜ仮審査を受けるだけで、そのような待遇になるのか?というと、それは「信用のチェック」を先に行えるからです。
信用というのはネット診断だけでは難しいのですが、収入証明などを行える仮審査であれば、先に判定してもらうことは可能となります。これにより、審査時間を大幅に短縮することが可能です。
本審査の前に仮審査を受けている男性が多い理由は、このようなシステムではなく人の手で判断してもらえる部分が多いためです。人によっては、仮審査後の本審査が極端に短くなる人もいます。
現代のカードローンは、「借換やおまとめに関するローン」で特に人気が集中しています。銀行やサラリーマン金融で対応している金融商品として有名で、基本的に契約後に金利まで優遇される商品です。
そのため、アイフルにも「おまとめMAX」というカードローンが用意されています。金利が通常より1.0%以上も引き下がるため、人によっては金利分でお得になる人もいるでしょう。
仮審査では、このような「別の商品にローンを切り替えたいという要望」にも対応しています。相談を先に行っておくと、仮審査の際もスムーズにいきやすいため、仮審査の申込が近年では多くなっているのです。
ただ、基本的に厳しい審査を行っているローンでもあるため、現在の借入次第で利用できないこともあります。なるべく返済で苦労する前に、アイフルなどで相談されると良いでしょう。
【参考ページはこちら】
知っておきたい!アイフルネット契約のメリット