アイフルの限度額は増額することが出来ます。ただし、いつでも増額が認められるわけではありません。
増額をするときには申し込みと審査が必要です。そして、増額してもらうためには最低1年以上の利用時間が必要となってきます。
契約出来たけど限度額が不満というあなた!限度額を増額するために必要な3つのポイントを押さえておきましょう。
増額は1年以上利用していないと無理!?利用実績の重要性とは
アイフルの増額を希望する場合、最低でも1年以上の利用実績が必要です。利用をして数か月で増額の申し込みをしても、審査に通るのは困難です。
(⇒アイフルの増額審査3つのルール)
増額をするにあたって、審査でチェックされる項目の1つが利用実績に問題がないという点です。
現在設定されている限度額がありますよね。その限度額を使っている、そして返済に滞りがないということが増額に必要な条件なのです。
まったく利用していないのに増額を申し込まれても、返済することが出来るかどうか判断するのが難しいのです。
利用した金額はきちんと返済してくれるかということはもちろん、返済期日はしっかり守ってくれるかを判断するために最低1年以上の利用実績が必要なのです。
今の限度額に不満を感じ、すぐにでも増額をしたいと思っている人は少なくないかもしれません。しかし、増額がスムーズに認められるためにはある程度時間がかかるのです。
全く利用していない状態では判断することができないので
定期的に利用・返済していることが望ましい
まずはしっかりと利用・返済を繰り返し、問題の無い利用実績を作り上げていきましょう。
総量規制に注意!希望金額は年収の3分の1未満じゃなきゃNG!
増額をする際、審査に通らない要素として総量規制の問題があります。アイフルの利用限度額は、総量規制の範囲内で設定されているのです。
もし、現在の限度額がすでに総量規制ギリギリである、もしくは他社借入金額と合算で総量規制の金額に達してしまっていればどうでしょうか。
増額をしてしまえば、総量規制をオーバーしてしまいますよね。それは法的にアウトです。総量規制の金額を超える増額することは出来ないのです。
今の限度額が、年収に対してどのくらいの金額であるのか、それを自分自身で把握しておく必要がありますね。
総量規制は1社のみの限度額だけではなく、複数の借り入れがあればその限度額を合算した金額が対象となります。
年収150万円の場合は、その3分の1である50万円が法的な借り入れ上限金額です。
すでにA社で20万円、B社で30万円の限度額が設定されていれば、これ以上の限度額にはなりません。
総量規制まであと10万円程度余裕があるという場合でも、総量規制ギリギリの設定となれば返済負担が大きくなってしまいます。
そうなると、やはり返済が不安視されるという理由で、増額が認められない場合もあるのです。
銀行カードローンは大丈夫!アイフルの限度額設定には無関係
総量規制は、複数の借り入れがあればその合算した金額が対象となります。しかし、アイフル以外に利用しているカードローンが銀行カードローンだった場合は、特に関係はありません。
なぜなら、銀行カードローンは総量規制の対象外だからですね。銀行は貸金業ではありませんから、総量規制に関係なく利用することが可能です。
銀行カードローンの限度額とアイフルの限度額の合算が総量規制をオーバーしても、銀行カードローンは計算に含む必要がありません。
アイフルの限度額が総量規制の範囲内であれば、問題ないのです。
銀行カードローンは信用さえあれば、収入に対して高額だと思われる限度額設定も可能です。
ただし、その審査はアイフルの審査より厳しいものとなります。少なくとも、他社借り入れがあると審査では不利になりますね。
アイフルが増額できそうになければ銀行カードローンを、という安易な考えでは審査に通らないということは認識しておきたいですね。
他社借り入れは審査で不利!返済負担が増えると不安要素になる
もし、アイフルの増額を申し込んだ時点で他社借り入れがあったとすれば、それは審査で不利になってしまいます。
総量規制の金額の問題も当然ありますが、それだけではありません。借り入れ可能金額が増えると、それだけ返済負担が大きくなってしまいますよね。
他社借り入れとアイフルでの借り入れ、利用可能金額が大きくなり負担が増えてもしっかり返済できるのかどうか不安視されてしまうのです。
ですから、増額時の審査は他社借り入れはゼロの方が好ましいわけです。他社借り入れがあったからといって、審査に必ず通らないというわけではありません。
しかし、その金額・件数に限らず、他社借り入れがあるということは不安要素の1つになってしまうのは間違いないのです。
他社借り入れがある状態で増額をすると、返済負担が大きくなり
返済が難しくなるのではと不安視されるためである
アイフルの増額申し込みをする際、他社借り入れを整理することが出来るのであれば、できるだけ件数・金額を減らしておくようにしましょう。
実際借り入れしていないのにダメ!?総量規制は限度額で計算される
総量規制というのは、限度額が対象となります。限度額50万円で実際は10万円しか利用していないとしても、計算する際は50万円として計算されるわけです。
A社の限度額が50万円あるけどもう利用していないな、そんなカードローンがあるなら、契約を解約しておきましょう。
アイフルの増額申し込み時に、A社の限度額50万円がネックとなって審査に通らない可能性もあるのです。
カードローンは基本的に契約が自動更新されるため、使っていなくても利用可能限度額として残り続けます。
使っていないカードローンは自分で解約を申し出て、総量規制や他社借り入れなど審査で不利ポイントとならないようにしておきましょう。
審査クリアのポイントは返済能力を示すことができるか否か
アイフルの増額審査をクリアするポイントは、返済能力を示すことが出来るかどうかという点です。
- 利用・返済に問題がない利用実績を1年以上作っておく
- 総量規制に達しない金額にしておく
- 他社借り入れを整理しておく
これらは、返済することが難しくないか、期日を守って無理なく返済することが出来るのかを判断するためにチェックされているのです。
もちろん法的な問題もありますが、アイフルが増額審査をクリアさせるのは、増額後も確実に返済することが出来る人物です。
増額することが出来れば、行動の幅も広がりますし困った時に大きな助けになりますよね。
ですが、貸し倒れのことを考えると、増額はアイフルにとってリスクがある事でもあるのです。
だからこそ、増額審査を受ける前に自分の状況をしっかりと確認し、審査で不利な要素は出来るだけ減らしておきましょう。
【参考ページはこちら】
アイフルで増額するには信用が必要?