借金を借りたら返済をする、当たり前のことです。その時には元金と金利を支払うことになります。
しかし中には「私は利息のみ入金している」という人もいます。しかも大手のアイフルなどでもいるようです。
そんなふうに返済金額を減らすことができるのでしょうか?利息のみを入金sルということはどういうことなのでしょうか。
特別な返済方法ができるというのは何なのか?アイフルでは本当に元金の返済をしなくてもいいのかを調べてみましょう。
消費者金融の基本的な返済方法はリボ払い!
まず最初に知っておきたい話として、アイフルを始めとした消費者金融というのはどういう返済方法になっているのかです。
消費者金融にかぎらず、クレジットカードなどでも返済方法としてよくあるのが下記のようなものです。
- 一括払い
- 分割払い
- リボ払い
大体クレジットなどでもこの3つくらいの支払い方法になります。
一括払いはその名の通り、一回だけ後払いで支払うというものでクレジットカードで元も使われている方法です。
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分割払いは2回や4回に分けて支払います。その際、金利も乗せた上で支払いますが、一回あたりの支払金額を下げられます。
リボ払いは毎回決まった金額を支払って、元金と金利を支払っていき、元金がなくなれば終了です。
このように3つの支払い方がありますが、消費者金融はアイフルも含めてリボ払いがスタンダードになっています。
具体的なリボ払いの方法とそのメリット・デメリット
具体的にリボ払いというのはどういう支払い方法なのでしょうか。少し事例を出してみましょう。
この場合、1回目の返済は金利が1726円、元金の支払いが3274円になります。2回目も同じように金利を支払います。
1回めは10万円から金利計算をしましたが、2回目は元金が減っているので、その減少した元金から金利計算をするのです。
金利は毎回減って元金の支払いが増えていくというわけです。これがリボ払いの特徴的な支払い方なのです。
ではリボ払いの支払いにおいてどういうメリットデメリットが有るのでしょうか。見てみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
1回あたりの支払い金額を抑えることができる | 支払期間が長くなりがち |
簡単にまとめると上記の表のようにメリット・デメリットがあるといえるのではないでしょうか。
メリットの1回あたりの返済金額を抑えてデメリットである支払期間を長くするのがリボ払いです。
これはアイフルもそうですし、消費者金融全般がこのような支払い方をメインにしています。
アイフルで金利だけを返済しているのはどういう人?
では「アイフルで金利だけを返済している」と言っている人は一体どういう人なのでしょうか。
一般的には原則として、先に書いているようにやはりリボ払いというのが当たり前になっています。
利息だけを払うという人は特別な人なのか?というと、ある意味では特別な人になるかと思います。
その代わり特別ではありますが、その人は優遇されているというよりも、デメリットが多いといえるでしょう。
なぜかといえばリボ払いが当たり前で、それをできない人が金利だけを支払うという方法をとっているのです。
アイフルにしても消費者金融、もしくは銀行などでもそのような支払い方が行われていることがあるのです。
そして間違いなくそういった払い方をしている人たちは、お金がなくて支払えないという人なのです。
お金がないから仕方なく金利だけの支払いに
これはアイフルや消費者金融からしてみれば、ほんとうに困ったことなのです。ちゃんと払ってもらえないのですから。
本来であれば10万円貸出をしたら10万円に加えて金利を払ってもらって、初めて儲けになります。
たとえ金利だけをずっと払ってもらっていたとしても、元金を返済してもらわないと儲けになりません。
ですからアイフルにとってみればこういった人は困るわけです。ずっと金利だけを払ってもらっていても、
そのうち破綻してしまう、返済できないと言われてしまうのではないか?と思われるでしょう。
それでも全く支払いがないよりはマシということで、許されてるようなものと思ったほうがいいのです。
金利支払いだけにしているのは仕方なくそうしている、と考えて下さい。
ずっと金利だけの返済をしていても大丈夫なの?
そこで気になるのはおそらく金利支払いだけをずっとしていていいのか?ということだと思います。
普通はリボ払いで金利元金を支払っていきますが、金利だけを払っていていいのでしょうか。
これは上記したとおり、業者側にとっても困るし、利用者側にとってもあまりいいことではないのです。
具体的に利用者側のデメリットというのはどういうものなのでしょうか。見てみましょう。
- 完済できず、ずっと返済を続けなければならない
- 限度額の増額や金利引き下げなどができない
- ブラック判定される可能性が高い
これら3つのことがあり得るのです。利用者にとってメリットになることはほとんどありません。
完済できなければ支払いはずっと続いていく
一つ目が完済できないという危険性です。完済できないということは借金がずっと残るということです。
ずっと借金が残ればそれだけ金利を払い続けなければいけないのです。これはかなり苦しいと思います。
おそらく借り入れに対して気にと言うのは1万円も行かないくらいの場合が多いかと思います。
それだけを見たら「返済していける」と思うかもしれませんが、完済できない限りそれがずっと続くのです。
毎月毎月死ぬまでの間、金利だけを支払い続けるとなるとこれはかなり苦しいと思います。
どんなに小さい出費であっても毎月必ず、そして死ぬまで続くとなると、かなり厳しいと思います。
限度額の増額や金利引き下げなどができない
次に限度額の増額であるとか金利の引き下げといったことができないようになるという点もデメリットです。
利用者としてはできるだけたくさん借りたい、そしてできるだけ金利を下げたいと思うものでしょう。
誰も少額だけを高金利で借り入れできたらそれでいい、なんて思う人はいないかと思います。
ですから少しでも下げたいけれども、金利だけを払っているという人にはこれは難しくなるでしょう。
本来であれば限度額を上げてくれたり、金利を下げるというのは「信用できる人」に行われるものです。
消費者金融のアイフルにとって、信用できるというのはちゃんと返済をしてくれる人のことを言います。
逆に言えば金利だけをずっと払っている人は信用出来ない、という人になるわけです。
となれば金利を引き下げたり、限度額を上げてもらうということができなくなってしまうのです。
いち早くリボ払いで決まった金額だけを支払えるようにしなければ、自分の首を絞めることになるでしょう。
金利だけ払っていたらブラックになる可能性も
最後に、ブラックになる可能性というのもありますのでご注意下さい、という点です。
ブラックというのは借り入れが新たにできない、申し込みをしても落ちてしまうという人のことを言います。
ブラックリストに入ってしまうのは自己破産や任意整理をした場合が多いですが、返済遅れの場合にもなります。
返済遅れには「遅延」と「延滞」というものに分かれているのですが、延滞になればブラックになります。
おおよそ延滞は返済ができない時が3ヶ月続くとなる、というように言われています。
とは言え金利だけは支払っている状況であれば、確実に延滞になるということは言えません。
その代わりアイフルとしてはブラックと同じような扱いになりますから、追加融資などは難しいと考えて下さい。
アイフル以外もこういた遅延の情報は載せられるので、信用審査の時点で音される可能性が高いです。
ブラックは借金をしたいと思っている人が一番避けないといけないことですから、いち早く元に戻したほうがいいでしょう。
ちゃんと最低限の返済金額を支払うことがメリットになる
最終的に最低限の返済金額を払うこと、例えばアイフルは10万円なら5000円払う必要があります。
これをずっと最低限続ける事こそが、重要なのです。それが自分自身のメリットにもなるというわけです。
返済金額がいくら少なくても、それだけでは自分にとってマイナスでデメリットでしかありません。
金利と元金を合わせて支払っていくこと、これが消費者金融を使う上では基本中の基本なのです。
おすすめは余裕のあるときに繰り上げ返済をすること
返済金額をずっと最低限返済し続けること、それは悪いことではありません。
しかし10万円を5000円ずつずっと返済し続けると、おおよそ2年位は返済に時間がかかるのです。
これでは長すぎるのでおすすめとしては余裕のあるときに繰り上げ返済をすること、これがいいでしょう。
繰り上げ返済をすることはメリットが大きいのです。
- 返済が早くなることで完済までの期間が短くなる
- 早めの返済で支払う利息の総額が少なくなる
- 限度額の枠に秋ができるので追加融資を使える
この3つのメリットがあります。メリットを考えると繰り上げ返済はやっていくべきです。
早く完済できるようになれば気がラクになる
返済を早めに済ませられる、借金を減らせるというように考えると、気が楽になります。
借金を背負っている時というのは返済のことをよく考えます。しっかり返済していけるのかどうかと。
そうやって返済のことやお金のことばかり考えていると、気が重くなりがちなのです。
それが完済までの期間を短くすることができるという点で、気が楽になるのです。
後3回返済すればOKというようにゴールが見ると人は頑張れるものです。気が楽になって楽しくなります。
人生を楽しく生きるためにも必要なことでしょう。
繰り上げ返済は利息を減らして得をする
次に繰り上げ返済は利息を減らします。返済期間が短くなるのですから利息は総額で減らせることができます。
利息が1000円でも2000円でも減らせるのであれば、そのお金を別のことに使うことができるでしょう。
貯金してもいいですし、自分の好きなもののために使うということもできます。利息を減らすことはメリットが大きいのです。
繰り上げ返済で少しでも利息を減らして、自分のために使えるようにしましょう。
繰り上げ返済で何度も繰り返し追加融資を受けられる
最後が返済を進めることで、融資を受ける枠を増やすという方法です。実際は枠を空けるといったほうがいいでしょう。
例えば限度額が10万円なら10万円借りたら、それ以上の融資を受けることはできません。
増額できれば別ですが、融資をさらに受けるには枠を空けるしかありません。それが返済なのです。
返済をすればその分だけの枠が空きます。もちろん元金が減った分だけ空きますので、それをまた借りられるのです。
こうして追加融資ができるようになります。これは繰り上げ返済で更に進めることができます。
繰り上げ返済で余裕のあるときに枠を増やしておくと、厳しくなった時の追加融資が便利になるでしょう。
利息のみ入金すれば大丈夫、ということはない!
利息のみ入金している人が大丈夫なのではなく、追い詰められていると思ったほうがいいでしょう。
ですので借り入れをするときにはそのように利息のみ入金をする形を取らないようにすべきです。
出来る限り最低限の支払いを行い、余裕のあるときに繰り上げ返済できるようにしましょう。
【参考ページはこちら】
利息や返済額、アイフルで50万借りるために必要な情報集