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アイフルは銀行傘下じゃないって本当?その違いはあるの?

大手の消費者金融と言えば「アイフル」。そういってもいいほど有名な会社であることは間違いありません。

しかしアイフルは、他の大手消費者金融と言われる会社とくらべて大きく違う部分が一点あるんです。

それは、「銀行傘下」ではない…ということ。

知らなかった!という方も多いのではないでしょうか?

とはいえ、銀行傘下とはいったいどういう意味なのか?

銀行傘下とそうではない消費者金融の違いって?

と、新たな疑問も出てくると思います。

そこで今回は、銀行傘下の消費者金融とアイフルとの違いはあるのか、銀行傘下である消費者金融のメリットは?といった会社自体の背景について解説したいと思います。
(⇒アイフルと銀行カードローンの違いとは?

消費者金融にも実は2種類!それが「銀行傘下」と「独立」

消費者金融はどこも同じ!と思っている方も多いと思います。

確かに、利用する側からすれば金利や利用限度額もそんなに大きく変わりませんし、結局は

「自分が審査に通るかどうか」

「いくらまで借りられるかどうか」

が重要って部分がありますよね(笑)。

実は消費者金融にも種類といっていいかはわかりませんが、2つのタイプがあるんです。

それが「銀行傘下の消費者金融」と、「独立経営の消費者金融」です。

大手と言われる消費者金融はほぼ銀行傘下!

一般的に大手と言われているような消費者金融、あなたはどれだけ知っているでしょうか。

アコム、プロミス、モビット…いずれもCMなどで一度は名前を見たことがあるのではないかと思います。

実はこれらの消費者金融はすべて「銀行傘下の消費者金融」なんです。

アコムは「三菱UFJファイナンシャルグループ」、プロミスは「SMBCコンシューマーファイナンス」、モビットは「三井住友銀行グループ」と、

いずれもブランド名の前にこういった銀行に関する単語が実はついているんです。

ぱっと見ればどこのグループかは簡単にわかると思いますが、一応説明しておきますと

アコムは「三菱東京UFJ銀行」の傘下、モビットは三井住友銀行グループで、SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)はSMFGグループの傘下の消費者金融となります。(こちらもご参考に→アイフルと他社カードローンを比較!

さすがに中手や個人経営といった消費者金融は銀行のグループにはなっていませんが、大手のほとんどは何かしら銀行が関与しているといってもあながち間違いではないんです。

中でもアイフルは大手唯一といっていい独立経営の消費者金融

そんな名だたる大手の中でも、「アイフル」は他とちょっと違います。

大手の中ではアイフルは唯一といっていい、銀行の傘下ではない独立経営を続けている消費者金融なんです。

ホームページを見てみても、「○○銀行」や「○○グループ」といった記載は一切ないのがわかると思います。

これはアイフルが特別特殊…というわけではないんです。

そもそも、アコムであれプロミスであれ、アイフルのように独立して経営を行っている消費者金融でした。

しかしながら、2010年に完全施行された改正貸金業法によりこれまで適用されてきた金利が違法となり(グレーゾーン金利問題)、

それまで金利で利益を上げていた消費者金融は、改正後の正しい金利での再計算により発生した「過払い金」の返還請求に追われることとなりました。

現在でもCMで「払い過ぎた利息を手元に戻します!」といった内容が放送されていますよね。

いくら利益を上げていたといってもそれは高金利の賜物。

それを全てとはいいませんが、その多くを返還請求の対処に充てなければならず、消費者金融の体力は一気になくなったと言われています。

そこをすくい上げたのが銀行、というわけなんですね。

アイフルはその中で独立経営の道を選び、事業再生といった公的な支援を受けながらも経営を続けています。

中には消費者金融じゃなくなったケースも

色々とあったものの、大手と言われる消費者金融は存続しているところが多いです。

その中で、もともとは消費者金融ながら、現在はそうではなくなったというちょっと変わった会社もあります。

それが「レイク」です。こちらもCMなどでお馴染み、名前くらいは知っているという方は多いでしょう。

もともとレイクは消費者金融でしたが、現在は株式会社新生銀行のカードローンブランドになりました。

アコムやプロミス、モビットはグループ会社ではありますが消費者金融なのは変わりません。

「レイク」のみ、消費者金融から銀行のカードローンへと変化した特殊なケースと言えます。

ただ金利や使い勝手は消費者金融に近く、「銀行カードローンと消費者金融カードローンの中間」といった印象の商品となっています。

銀行傘下と独立のカードローン、利用者にとって違いってあるの?

大手の消費者金融において、「銀行傘下」、あるいは「独立」といった2種類のどちらかに属していることはおわかりいただけたかと思います。

それでは、銀行傘下であるかそうでないかで何か変わること、違いといったことはあるのでしょうか?

金利面で見れば特に大きな違いはなし

利用者側にとっては特に大きな違いはありません。

銀行のグループ会社といってもあくまで消費者金融。

金利などは銀行のカードローンにはかないませんし、独立した消費者金融であっても大きく変わることはありません。

会社名 最低金利 最高金利
アイフル
(キャッシングローン)
4.5% 18.0%
アコム 4.7% 18.0%
プロミス
(フリーキャッシング)
4.5% 17.8%
モビット 3.0% 18.0%

金利という面では銀行傘下でもそうでなくても大きな違いどころか小さな違いもほとんどない、という結果になっています。

借り入れなどの利便性の面では少し違いが出ることも

ちょっとした違いが出るのは利便性の面かな、と思います。

消費者金融は銀行ではないため、お金を借りるとなった場合

  • 銀行口座に振り込んでもらう
  • その会社のATMから引き出す
  • 提携先のATMから引き出す

上記のいずれかの方法の中から選ぶことになると思うのですが、

銀行傘下の消費者金融の場合グループ銀行のATMであれば自社ATMと同じ扱いとなることがあります。

例えばプロミスの場合、自社ATMであるプロミスのATMからの借り入れは手数料がかかりませんが、

コンビニなどの提携ATMを利用した場合、引き出した金額に応じて手数料が最大200円(税別)必要になります。

しかしSMBCコンシューマーファイナンスのプロミスはSMFGグループです。

なので、三井住友銀行のATMを利用してお金を借りる場合、プロミスの自社ATMと同様に利用手数料が0円になるんです。

モビットも同様に三井住友銀行、アコムは三菱東京UFJ銀行のATMが利用手数料無料で使えます。

アイフルは独立経営のため、こういった一部の銀行での利用手数料が無料…ということはありません。

アイフルの直営ATMであればもちろん利用手数料は無料ですが、それ以外のATMでは全て利用手数料が必要になります。

特に銀行傘下だから、そうでないからといって区別する必要はなし

銀行傘下の消費者金融とそうでない消費者金融(アイフル)の間で、大きな差はありません。

「ここは銀行傘下だからいい」「銀行傘下じゃないからダメ」というようなこともないので、

お金の使い方であったり、金利や利用限度額など自分に合ったお金の使い方が出来そうなところで借りるのが一番、というわけです。

銀行側からすれば消費者金融を傘下に置くのは得なの?

特に銀行傘下になったからといってシステムが変わったり、金利が下がったり…ということはありません。

ちょっとややこしくはありますが、銀行は銀行でまた別に「銀行カードローン」商品を用意しています。

三菱東京UFJ銀行の傘下消費者金融「アコム」であれば、三菱東京UFJ銀行では「バンクイック」というカードローンがあります。

バンクイックの方が最高金利も低く設定されており、審査に通ればこちらのほうがお得ではあります。

同様にモビットやプロミスの親銀行とも言える三井住友銀行でも「三井住友銀行カードローン」があります。

こちらもバンクイックのように、モビットやプロミスに比べると低めの金利設定になっています。

銀行には銀行のカードローンがあるなら、わざわざ消費者金融を傘下に置く必要がないようにも思えますよね。

なのに銀行が消費者金融を傘下としたのはなぜなのでしょうか?

その理由を考察してみましょう。

消費者金融には銀行にはないノウハウがある

ちょっと昔のことを思い出してほしいのですが、今でこそ銀行のカードローンは有名といいますか、当たり前になってきています。

先ほど名前を出しましたが、「バンクイック」や「三井住友銀行カードローン」などCMでその名前を耳にしたことがある方も多いはず。

しかし、一昔前にここまで銀行がカードローン商品についてCMを放映していた記憶ってあるでしょうか?

多分ないと思います。私も記憶になく、ここ2~3年で急激に銀行のカードローンが一般化されてきたように思えます。

その秘密・理由は銀行傘下に消費者金融が入ったから…というのが大きいんです。

そもそも銀行では少額の個人融資はプランとしてあったものの、その商品が利用されることはそうそうありませんでした。

基本的に個人への融資となると事業性の融資や、あるいは住宅ローンといった大きな金額を貸す程度しかなかったわけです。

銀行側としてはカードローンのような個人への少額融資を事業の一つとして行いたかったという気持ちはあったようですが、

どのように貸せばいいか、債権回収はどう行うべきか、審査の基準はどうすればいい?といったノウハウがなかったんです。

そこで消費者金融を傘下に置くことで、銀行は

  • 個人への少額融資のノウハウ
  • 債権回収(保証)のノウハウ
  • 審査基準のノウハウ

を簡単に手に入れることが出来るようになりました。

大手の銀行のカードローンがココ最近ぐっと有名になったのは、このような背景があるからなんですね。

「保証業務」でビジネス拡大を狙える

消費者金融はお金を貸す事業を行っています。

そりゃそうだろ、という声が聞こえてきそうですが、実は消費者金融が行っている事業はそれだけではないんです。

その事業のひとつが「保証業務」です。

保証業務とは、カードローン商品における債権の回収を保証する業務のことを言います。

例を交えて説明しましょう。

Aという銀行がカードローンを作りたいとします。保証業務を自行で行った場合、

  • 申込者の審査
  • 貸したお金の回収
  • カスタマーサポート

を全て自分たちで行わなければなりません。

自分たちで基準を決めて審査をし、貸したお金が返って来なかったら一大事です。

督促状を出すなどして、返済してもらわないと貸したままソンになってしまいます。

これらをやってやれないことはないと思います。しかしながら地方銀行や信用金庫など、それほど規模が大きくないところの場合

あまりそういったことに人員を割くことは出来ませんし、ノウハウがないとうまく運営できないこともあります。

そんなときにBという消費者金融が行っている「保証業務」をAが依頼すれば、

先ほど挙げたようなことを全て代わりにやってくれるんです。

特に「債権回収」が非常にポイントで、B(消費者金融)がA(銀行)の保証業務を行うことになった場合、

仮にAのカードローンを利用してお金を借りた人が、全く返済しなかったとしましょう。

このままではAは貸し倒れとなり、貸した金額がまるまる損となってしまいます。

しかしBが保証業務を行っていますので、Bが代わりにAに返済が行われなかった分を返済します(代位弁済といいます)。

そうすると債権は代位弁済を行ったBに移動し、Aは全く損をしていない状態になるんです。

あとはBが債権回収として、返済しなかった人からお金を回収する業務にあたります。

Aは保証業務を依頼することでこういったトラブルなども気にすることなくカードローン商品を運営することが出来るんです。

実際、三菱東京UFJ銀行のカードローンである「バンクイック」の利用条件には

アコムの審査に可決し、保証を受けることが出来る方

という内容があります。アコムがバンクイックの審査を行っているというわけです。

グループ会社でかつノウハウがあるアコムに一任して、業務をスムーズにさせているわけですね。

プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)も同様に「三井住友銀行カードローン」の保証業務をはじめ、

地方銀行や信用金庫のカードローンの保証業務を行っています。

新たなビジネスとしても拡大ができていることがわかりますね。

消費者金融側としても得なこともある

銀行は消費者金融を傘下に置くことでカードローン商品の運営がスムーズになったり、保証業務などのビジネス拡大としてプラスになっている面が多いですが、

消費者金融側としてはプラスになることはないのでしょうか?

そんなことはありません。消費者金融側としてもプラスとなる部分はあります。

それは「安心感」です。

よく知っている会社とよくしらない会社の2つから同じ内容、同じ価格の商品が出ている場合、どちらの商品を購入するでしょうか?

…多くの人が、「よく知っている会社」の商品を買うのではないでしょうか。

同じ商品で、かつ価格も同じである場合、知らない会社で買うことのメリットが少ないからですよね。

その商品価格に差があればよくしらない会社でも安いから、と買うこともあるかもしれません。

しかしその価値が近い場合、知っている会社の方が安心感がある、という理由で自分が知っている会社の商品を購入するのではないでしょうか。

カードローンでも同じことが言えます。

あまりカードローンの会社を知らない、という方がお金を借りようかな…と考えたとしましょう。

その時に「○○銀行のグループ会社」である消費者金融と、特にそういった肩書がない消費者金融があった場合、どちらを選ぶでしょうか?

…やはり、「○○銀行のグループ会社」という肩書がある消費者金融なのではないかと思います。

実際、カードローンについては多くの消費者金融でそうそう金利に大きく差はありません。

最高金利は18%くらいですし、最低金利は4.5%くらいと、大きくそこから外れている会社はないと断言してもいいくらいです。

同じような商品価値に思える場合、やはり「安心感」や「信頼感」があるところを選びたいと思うのが人情。

そういう点では、銀行の傘下にあるというのは非常にオイシイといえるんです。

アイフルは銀行傘下ではないが、他のカードローンと変わらない

アイフルは確かに銀行傘下の消費者金融ではありませんが、銀行傘下のカードローンと比べても利用者側からすればほとんど違いなんてありません。

独立経営をしているだけあって、他の消費者金融にはない豊富な商品や、確実に自分でカードを受け取ることが出来る「配達時間えらべーる」など、独自のサービスも多く行っています。

金利も変わることはありませんし、ATMなどの利便性に関しても遜色がないと言えます。

銀行傘下じゃないからといってアイフルを避けるようなことをする必要はなく、自分にとってピッタリな商品がある!と思えたらアイフルで借りることをおすすめします。

法律改正などを乗り越えながらもここまで経営が続いている会社なので、信頼度や安心度は銀行傘下の消費者金融と同様に、安心感がある会社といえると思いますよ。

【参考ページはこちら】
アイフルは提携先銀行も多くて便利!

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