アイフルが用意している、仮審査というサービスをご存知ですか?分かりやすい名前なので、お試しの融資審査である事が一目で分かるでしょう。
お試し審査というのは、お試しである以上、良い結果が出たとしても融資が受けられるようになるわけではありません。
そう聞くと「お試しに時間を割くよりもさっさと普通に申し込んだ方が良いのでは?」と思うでしょう。
しかし、金融業者が用意したお試し審査というのには、それなりに意味があって用意されていますので、その価値を理解しましょう。
仮審査はどこで受ける?アイフルに申し込む前に向かう場所
仮審査というのは主にネット上に用意されたツールの一つで、入力した情報を元にその人が融資を受けられるかどうか、素早く判別してくれます。
アイフルはこのサービスを提供しており、主に申し込み前の人が簡単に利用する事ができます。(こちらもご参考に→アイフルの本審査と仮審査は別もの?)
ネット上に用意されたツールなので、こちらはアイフルの公式サイトの、キャッシングローンの解説ページで利用する事ができます。
アイフルのキャッシングローンについては、以下の通りです。
サービス名 | 限度額 | 金利 | 特徴 |
---|---|---|---|
キャッシングローン | 最大500万円 | 4.5%?18.0% | 用途自由なカードローン |
キャッシングローンは使いやすいカードローンの為、アイフルのメイン商品となっており、そのページに仮審査を設置する事で自然と多くの人が利用するようになっています。
利用に関しては任意であるものの、すぐに結果が出る事と無料である事から「とりあえず使ってみようか」という人が多いです。
使うかどうか悩んでいる人からすると、ハードルは極めて低い為に、深く考えなくて良いのは嬉しいですね。
実はアイフル以外でも使える?増えてきた仮審査の設置
ここまでの説明だと、仮審査はアイフル独自のサービスである…そんな風に感じた人も居るかもしれません。しかし、それは違います。
そして基本的な使い勝手もほぼ同様なのですが、金融業者によっていくつか異なる点があります。
- 仮審査に必要な記入要項
- 結果が出るまでの速度
- 審査の基準
金融業者毎で審査基準が違うのは当然ですが、記入内容や審査の早さというのも、特に統一されているわけではありません。
(⇒アイフルの審査基準って?)
それこそ業者によっては細かい内容記入が必須だったり、結果が分かるまで一日以上かかる事もあったりします。
仮審査というのは気軽に受けられるものが大半なのですが、例外はあるので、使う前に説明をきちんと読みましょう。
簡単だけど微妙!?アイフル仮審査の使い方と分かる事
それでは、アイフルの仮審査の使い方について、軽く説明しておきましょう。
仮審査ではまず、以下の項目を記入します。
- 年齢
- 雇用形態
- 年収
- 他社借入金額
そして入力が終わったら『診断開始』を押すだけで、わずか1秒にて結果が表示されます。
非常に簡素な入力内容から分かるかもしれませんが、仮審査というのは本当に最低限の情報で素早く判断するので、仮審査に通っても本審査に落ちる事はあり得ます。
そもそも本審査では、仮審査では見ていない部分もたくさんあります。
- 詳しい仕事の内容
- 勤続年数
- 住居の形態
- 固定電話の有無
これはあくまでも一例であり、まだまだ見ている部分もあるとすれば、仮審査が多少不正確になってしまうのも仕方の無い事でしょう。
利点はあるの?精度以外でアイフルの仮審査を見よう!
おそらく、多くの人は仮審査に対して『実際の融資審査で結果が変わらない正確さ』を求めており、それが多少欠けているのは説明通りです。
ですが、アイフルの仮審査にも利点はあり、それらを活かす事で見えてくる答えがあります。
- 審査に落ちてもペナルティ無し
- ネット上のサービスなのでいつでも使える
- 個人の特定がされない
この中でも特筆したいのは『審査に落ちてもペナルティ無し』という点です。
通常、融資審査に落ちると以下のようなペナルティがあります。
- 審査落ちの記録が残る
- 審査落ちの記録があると融資審査で不利になりやすい
- 一度審査に落ちた会社へは最低半年は再申し込みが出来ない
審査落ちの回数が少ないとさほどでもありませんが、回数が多すぎると申し込みブラックと呼ばれる状態になり、どこも審査に通してくれません。
こうしたペナルティが無く、大雑把と言っても結果が分かる事で、申し込みに踏み切れなかった自分を後押しできる…これが仮審査の役目なのです。
有効なのはカードローンのみ?仮審査で注意する事
ノーリスクで自分の後押しが出来ると考えると、仮審査の有効性というのは十分伝わったかもしれません。
ただ、アイフルの仮審査の場合、その特性からどうしても一つだけ注意したい事があります。
アイフルには、実は8種類もの借入方法があります。
- キャッシングローン
- かりかえMAX
- おまとめMAX
- 事業サポートプラン(無担保)
- 事業サポートプラン(不動産担保)
- わんポチッと。
- ファーストプレミアム・カードローン
- 目的別ローン
こうした借入方法の一つ一つに仮審査が有効だと、非常に便利に感じるでしょう。
ですが、残念ながらアイフルの仮審査というのは、キャッシングローンでしか参考にはなりません。
そもそもアイフルの他の商品紹介ページを見ると分かりますが、キャッシングローンのページ以外には、仮審査が設置されていません。
従って、仮審査に通ったからと言ってアイフルの全てに希望があるわけではなく、キャッシングローンでのみ期待出来ると思って下さい。
意味違い!?仮審査のもう一つの意味を探ってみよう
この記事においては『仮審査=お試し審査』だとしてきましたが、実はこの仮審査というのには、もう一つの意味があります。
(⇒仮審査だけでは分からない?アイフルの増額審査)
そしてその違いを理解していないと、思わぬミスを生む事があります。
こうした機械的な処理を仮審査、人の目で行う審査を本審査と呼ぶ事があり、実際どちらの意味でも仮審査は通用します。
なので、最近では『お借入れ診断』みたいな名称で呼ばれる事が多く、アイフルでも『1秒診断』という名称にてサービス提供をしています。
本人が理解しているならどちらでも良いかもしれませんが、仮に金融業者に対して質問する場合やお互いの認識が異なっていた場合、使いたいサービスを使えない事もあります。
ですので、アイフルでのお試し審査に関して質問がある場合、『1秒診断』と言う方が問題なく通じます。
仮審査と言うと通じる場合と通じない場合がありますので、念の為に注意しておきましょう。
実は落ちても諦めなくて良い?仮審査後の対応について
アイフルの仮審査では、気軽なお試しが出来る事、そしてその結果を申し込みの後押しに出来る事が最大の利点だと説明してきました。
しかし、こうした簡易的で比較的通る人も多い仮審査にて、落ちてしまったという人ももちろん居ます。
ですが、仮審査に落ちたとしても、本審査を絶対に諦める必要はありません。
というのも、アイフルの仮審査で多少難しいと判断された場合、即時に審査落ちと言われるわけではありません。
仮審査に落ちた場合、仮審査では見なかった部分をチェックして、再度正確な審査結果を出すように促してくれるのです。
なので本審査を受けるまで分からないという先の説明通りですし、何よりもアイフルへの相談をしないというのは、非常に勿体ないです。
仮審査はプログラムされた基準に従って結果を出しているので、直接アイフルに対して質問する方が、柔軟な判断やアドバイスをしてくれます。
特に仮審査では見れない部分で非常に魅力的な点があった場合、結果が変わる事がありますので、アイフルともっと深く相談してみましょう。
・仕事が公務員
・今までたくさんの返済実績がある
・他のアイフルの融資を利用した事がある
【参考ページはこちら】
アイフルの審査は甘い?年収200万以下でも借りられる?